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「ゆっくり茶番劇」商標登録問題を見守り終わったところで、騒動について思うことを語ります

動画サイトやニュースサイトや他のブログなどで、言われることはすべて言われ尽くしたと思われる今のタイミングで、ネットの歴史に残る祭りをずっと見守っていた私が感想を語ります。

とは言え、私が思うことは他の人達もだいたい言ってくれていて、もう私がわざわざ言う必要は無いのでは?という気もしますが、大きな出来事でしたので一応触れておこうと思います。
この話題について知っていること前提で説明無しで語りますので、知らない人はごめんなさい。

まず、昔から何より一番驚きなのは、商標登録はその言葉の生みの親ではない無関係な人でもできてしまうということですよね。法律的に問題無いといくら説明されても意味ワカランですし、まず自分で考えたのではない言葉を登録しようと思うこと自体がヤバイです。
商標ゴロって同人ゴロよりヤバくないですか?いや同人ゴロもダメですけど!

私は東方民ではないのですが、元同人描きで長年ネット民をやっていて、ネットで生まれた文化には慣れ親しんできましたし、東方のように長く愛されているコンテンツの濃いファンの想いがどういうものかも、実感として理解しているつもりです。それについて本当に何も分かっていない、オタクとも創作者とも呼べない人が、その界隈に入ってきてしまっている事実がとても不快です。

同人界隈も、本当に作品が好きな人だけが集まっていた時代はもう終わってしまったのですね。
面倒な時代に突入しはじめた頃にたまたま同人を引退した私は、タイミングが良かったのかもしれないと考えることもありますが、その考え自体がとても寂しいもので何とも言えない気分です。

自分が活動をやめて現場から離れて、何か騒動が起きた時だけそれを見ていると、まるで今は作品愛なんてどうでもいい、お金目当ての人しかいないような錯覚に陥ってしまいます。
でも実際は、昔ながらの同人活動を楽しんでいる人もたくさんいると信じています。
そういう人達は今の私なんかと接触する機会はまず無いかもですが、存在すると信じています。

冷静な指摘や意見は他のもっと頭の良い方々が全部言ってくださっているので、私はかつてオタクやネットの世界が大好きだった者として、感情にまかせて語らせていただきました。
騒動の内容も大変なものでしたが、今はオタクの世界にこんな考えの人が踏み込んでくる時代なのだと思い知らされたことが何より悲しいと、もう引退したババアが外野で嘆く記事になりました。

でも今回のことで、ゆっくり好きもそうでない人も「法律は万能ではない」ことや「世の中には想像を超えるヤバイ奴がいる」ことを学べたり、商標というものについて真面目に考えるきっかけになったりしたので、大変だったけど結果的には世間に良い影響を与えられたのかなとも思います。

それはそうと、某柚葉氏のアイコンのイラストを描いた絵師さんは、自分の絵が第三者の動画などに転載されまくって、絵が悪い意味で有名になってしまったように思うのですが、有名になったおかげでお仕事が増えたのか、熱い風評被害に悩まされたのか、その辺はどうなのでしょうね?
これについては、言及している人があまりいなくて気になっています。

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