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ピクシブを使っていた頃を思い出しながら、WEBサービスの利用について考えてみた

2022年のピクシブは、アカウント停止の多発や社内のセクハラ問題で炎上しているそうですね。
これを受けて、プレミアムを解約したり退会する人も出てきていると聞きました。

ピクシブは創作に関わる人が使うもののはずなのに、運営会社の一部の人達は、創作する人やオタクの気持ちをまったく理解していない雰囲気が昔からあります。今に始まったことではなく、私がピクシブを使っていた頃(2009年~2013年の間)から既にそんな感じでした。

ピクシブに出会うまでは個人サイトをやっていた私にとって、ピクシブは確かにサイトと比べて便利なところもたくさんありました。でも、それはそれとして「もし何かがあってピクシブが使えなくなった時は、また自分のサイトに戻らないとな」とも考えていました。

他人のサービスを利用する場合、向こうの都合でいつどうなるか分かったものではありません。
ある日突然規約が変わったり、サービスが終了する可能性もゼロではありません。
運営会社の不祥事のせいでイメージが悪くなって、使いたくなくなることもあるでしょう。

私はピクシブメインで活動していた間も、サイトの管理はずっと続けていました。
そのおかげで、ピクシブを退会することになった時も、困ることはありませんでした。
それから数年間はサイトを拠点にして、同人引退後はこのブログを始めました。

ちなみに、私がピクシブを退会した理由は、運営会社への抗議みたいな立派なものではなくて「同じジャンルの超地雷作家を非表示にできないから」という超個人的なものでした。
私が使っていた当時はプレミアムでもミュート機能が無かったんですよクソが!(´・ω・`)

この手のサービスは便利ではありますが、登録しているユーザー側はどうしても「使わせてもらっている身」という弱い立場ですので、規約変更やサービス終了だけでなく、運営側のルールでアカウントを停止させられた場合も、抵抗してもどうにもならない時があるのが現実だと思います。

YouTubeだって、突然よく分からない理由で収益化を止められたり誤BANをされたりします。
ツイッターは、ある日突然消えたらネットの世界が少しキレイになるかもと期待(以下略)
そして、それを言うならこのブログも、サーバー会社がある日突然潰れたら普通に消えます。
その時は別のサーバーを探して、バックアップデータを使ってブログを復旧することになります。

ネットでの発信は、自分ひとりの力ではできません。他者の力を借りた上で、自由に発信できる手段があること自体がとても有難いのです。特定のサービスをいつまでも使えるとは思わずに、想定外のことが起きても自分がやりたい事を続けられる方法を、心のどこかで考えておきたいものです。

過去に自宅サーバーを作る方法を調べて「無理!」と崩れ落ちた私の戯言です。

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コメント

  1. 酉之水炊 より:

    元々pixivは独立したベンチャー企業でしたが、現在はアニメイトに買収されて傘下に入っているんですよね。
    なのでpixiv単体の経営というより、親分であるアニメイトの機嫌次第で、縮小したり吸収されたり身売りされる可能性も付き纏っています。
    日本最大のイラストSNSサービスといえど、かつてのジオシティーズの如く、本部の経営方針の都合で全データ抹消ってあり得そうです。

    どれくらいのユーザーが退会したかは分かりませんが、短期間で一気にpixivの有料サービス利用している人が減ってしまうと、来月あたりに反動が来そうです…税金的な意味で。
    有料サービスを使うのは上位アクティブユーザーが殆どでしょうしね。

    Twitterが閉鎖したらネットが少しキレイになるのは完全に同意です。
    数多のメディアもネタ漁りとして常駐してますから、Twitterの狭い界隈でのムーブメントで世論が変な方向に動きかねませんし、ツイデモなんてその最たる例です。
    日本だとまだ現役ですが、本土アメリカだとマイナーなサービス程度には落ちぶれていると聞きました。
    ですが、日本でもアメリカでも、若い子らにとってTwitterは「めんどくさいおじさんおばさんが居るところ」という印象は概ね合致しているみたいでした。

    いつまでも、あると思うな、ネットサービス を心に刻み、いざという時の避難場所や引っ越し方法は常に抑えておくとよいですね。

  2. ヒロコ1号 より:

    >酉之水炊さん
    どんなに大きくて有名なサービスでも、上の人の意向次第でいつでも消える可能性はありますよね。どこにも属していないつもりの個人サイトやブログも、サーバー会社に何かあれば次の場所を探さなければいけません。ただの利用者である私は本当に弱い存在です。

    退会した人もいれば、他に良い移動先が見つからずピクシブに残っている人もいます。
    私は個人サイトから始めた世代なので、SNSが無くてもどうとでもなりますが、ピクシブが普及した後に同人を始めた人に今からサイトを作れと言うのは酷ですし、他のSNSもあるとは言っても、結局一番人が多そうなピクシブから離れたくない人もいるみたいですね。

    個人サイトを廃れさせてそういった状況を作ったピクシブに、あまり良いニュースが無いように見えるのはとても残念です。それでも、私はピクシブはツイッターよりは嫌いではありませんでしたので、今後どうなっていくのか見守っていきたいと考えています。

    ツイッターは一応普通の人もいるのでしょうけど、目に付く大勢があまりにも酷くて、もはや一体どこから来た層なのかも不明です。でもあの人達はきっとツイッターしか使えない、ツイッターが無くなれば何もできなくなりそうだなとも思います。だから急に消えたら面白そうですし、そうなればもう表には出てこられない(方法が分からない)んじゃないかなと。

  3. フォルフォル より:

    こんにちは。
    Pixiv利用者ですが、今回の騒動を受けて投稿をしばらくやめています。
    ただ、Pixivをメインに活動している絵師さんの作品を見たり、FANBOXで支援しているので退会する予定は今のところないです。

    こんにちは!
    ヒロコさんのように自分は個人サイトを持っていたので、そこで活動を移せる人はいいのですが、Pixivやその関連サービスのみで活動されている方も少なくないのでこういう時困ってしまうんですよね。でも現在はスマホアプリなどで個人サイトも作りやすい時代になりましたし、様々なお絵描き系SNSが充実しているのでそこはいい時代になったなぁと思います。

  4. ヒロコ1号 より:

    >フォルフォルさん
    こんにちは。私がピクシブを使っていた頃に比べれば、今は他のSNSもたくさんあるみたいですね。ほとんどの人がピクシブを使うようになって、他のSNSがまだあまり無かった(できても人が集まらなかった)時期が、個人的に一番息苦しかったです。

    ピクシブをメインにするのは良いのですが、もしピクシブが使えなくなった時はどうするかということも、一応考えておいたほうが安心ではないかと思います。
    運営会社が異なるサービスを最低2つは同時に使うとか、可能ならサイトを作るとか。

    サイトを作れるスマホアプリはとても面白そうなので、機会があれば使ってみたいです。