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マシュマロを使ったことが無い私がマシュマロについて語ります

毒マロはまあ毒なんだろうなと分かるけど、焼きマロはめちゃくちゃ美味しそうな響きですね。

マシュマロは、私が同人を引退した約2年後の、2017年11月27日に登場したサービスです。
メッセージツールですが、ネガティブな内容のものはAIが自動的に削除してくれると聞いて、それはめちゃくちゃすごいな!と驚いたので、私の中でかなり印象に残っているものです。

公式サイトの説明を読んだところ、マシュマロのAIは単語ではなく文脈で判断するもので、ネガティブな単語を使っていても、人間が読んでポジティブな文脈だと感じるものは、ポジティブだと判断するように調整しているというようなことが書かれていました。

メッセージを削除する基準は、利用者側でAIモードを設定できるみたいです。
ポジティブなメッセージしか届かない「ポジティブオンリー」や、ポジティブ&中立的なメッセージだけが届く「普通」などがあります。
もし「ネガティブOK」の設定にしても、極端にネガティブなものは削除されるそうです。

それを単語ではなく文脈で判断するなんてスゲー!と驚いていたのですが、そのわりに、マシュマロで不快なメッセージが届いた時に使う「毒マロ」や「焼きマロ」という言葉は存在しています。
私が考えるに「ネガティブOK」の設定にしている人は、そんな愚痴は言わないと思うのです。

いや、削除できてないやないかーい!とツッコミましたが、まあ確かに難しいですよね。

大部分の人間にとってどんなメッセージがネガティブか?というのをAIに判断させるためには、大量の例文を学習させる必要があるでしょうし、暴言でなければ良いというものでもありません。
特に日本語の表現でこういったことをAIに判断させるのは、非常に難しい気がします。

これだと、ネガティブなメッセージがすり抜けてしまう一方で、問題の無いメッセージが削除されてしまうこともありそうです。AIの手違いでポジティブなメッセージなのに届いていなくて、自分だけ返信もらえなかったんだけど?みたいな、悲しい出来事が起きていないか心配になります。

いずれにしろ私の場合は、若い頃からずっと続けている「とりあえず最初はノーガード戦法」でいいかなと思っています。嫌なメッセージかどうかは私が自分で読んで判断しますし、対処方法も自分で考えますので、私にはマシュマロは不要というか、今更そんなもの使ってもという感じです。

そもそも、私が同人をしていた頃に頂いたメッセージは、体感で99%は問題の無いものでした。
マシュマロみたいなものが必要になるほど、酷いメッセージってたくさん来るか?という疑問もあります。ただ、一度でも何かあると傷付いてしまうような人には、必要なツールかもしれません。

私が同人をしていた頃も、作品は上手かったのにメンタルの弱さで筆を折ってしまった人を何人か見てきました。そういう人達が傷付かずに済む方法があるなら、優しい世界になります。
若い頃「肉を切らせて骨を断つ」などとイキっていた私はまあ放っておいて、繊細な神絵師さんや神字書きさんには、どうか優しいマシュマロだけが投げられるよう祈っています。

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