同人活動をしている人の中には、もらった感想を保存している人もいると思います。
私が現役の頃は、文面をスクショしている人や、紙に印刷している人もいました。
感想をもらうのが嬉しいタイプの人は、かなりの確率でやっている印象がありました。
私の場合、掲示板の書き込みやWEB拍手のメッセージやピクシブのコメントやXの前のヤツのSNSのリプなどを全部保存するのは不可能でしたが、メールは結構長い期間保存していました。
それでも、ジャンル移動やパソコンの買い替えなどの際に古いデータは整理してしまったけど、同人を引退する直前の数年間にもらった感想メールの一部はまだ残っています。
その頃の私は、あのXの前のヤツのSNSを退会して、個人サイトを拠点にしていました。
同じジャンルの人に二次創作を見てもらいたいという気持ちはありましたが、SNSに毒された人はお断りだと思っていて、たとえ数は少なくても個人サイトまで来てくれる人達を大切にしようと考えていました。ドヘタクソなのにこちらから閲覧者を選ぶという、物凄いことをしていました。
でもその考えは間違っていなかったようで、この頃に感想を送ってくれた人達は驚くほど礼儀正しい人ばかりで、SNSにいるような日本語がおかしい人はいませんでした。
私が自分でそういう空気を意図的に作ることができたのだと、妙な自信がつきました。
ただ、私の愛想が悪すぎたせいか、ほぼ全員が「返信不要」で感想を送ってくれて、私の同人人生でこんなに感想に返信しなかったことある?という状態でした。
確かに、当時の私はフレンドリーな返信ができる精神状態ではなかったので、もし気を遣って返信不要にしてくれていたのなら、間違いなく有難いことでした。
でも、SNSがある時代にわざわざ個人サイトまで来て丁寧に書いてくれた感想に対して「嬉しいけど上手く返信できないから返信不要にしてくれて有難い」と思っていた当時の私は、やはり別人レベルでボロボロになっていたのだなと、今振り返って気付きました。手負いの獣かよ(´・ω・`)
すべてはあの、Xの前のヤツのアレが、交流好きだった私を交流嫌いにしたのが悪いのです。
あと、これ以外でも、古いのに手元に残っている感想もあります。手書きの手紙です。
ネットが普及してからはもらう機会が減りましたが、だからこそ貴重なものです。
ただ、感想を送ってくれる側の人は、ずっと保存されていたほうが嬉しいのか、そんなにいつまでも保存されていても困ると思うのか、分からないところです。
でも、もらう側は、基本的に嬉しくて保存しようとする人が多いのではないかと思います。
コメント
こんにちは。地震がまた同じ場所で起きたしていて被害が拡大することを願わないばかりですね。周りでは風邪もインフルエンザも流行っています。どうぞお気をつけて下さい。
感想は嬉しいですよね。ジャンル知らない方がわざわざ見てくれて絵柄を褒めてもらったり文の作風に目を留めてもらったりしまして。自分では気づかないところに注目して頂き新たな発見となったことがあります。今でも読み返したりしています。
他の創作されている方に感想を送る時も描いて下さる方へのリスペクトをまず前提にお礼として送ると喜んで頂けるので良い連鎖となるのですよね。
商業誌でもコミックスの方で先生方がファンレターが来るのが嬉しい(snsの反応については書かず)とオマケページに書いたりX〈旧twitter〉でも今編集さんから受け取ったファンレターを読みますねと発言していたのを見たことはありました。
SNS以上に個々のクリエイターさんにとっては感想を綴った手紙というのは絶大な励みとなっているのだと感じだのでこれからも継続して公式さんへ出して行こうと思います。
>つきんさん
こんにちは。風邪やインフルエンザは、若い頃は特に気を付けなくても罹らなかったけど、今は気を付けないとヤバくなってきました。同人をやめてからは趣味関連の物で買いたいと思う物は無くなりましたが、防災グッズは持っています。まだ生きるつもりはあるみたいです。
他の人からの感想で、自分では気づかないところに注目して頂き新たな発見になることは時々ありますよね。狙い通りの感想を頂くのも嬉しいですが、それとはまた違った嬉しさがあります。
私が過去に他の人に送った感想も、喜んでもらえていたならいいのですが…と思います。
私はSNSをしていた時にもらった感想リプにも返信をしていましたが、商業作家さんはそんなヒマは無さそうですね。それでもファンレターには言及しているということは、本当に喜んでおられるのだと思います。私も子供の頃に好きな漫画家さんにファンレターを送りましたが、当時はそもそも手紙以外の手段が無かったので、今の時代にわざわざ手紙を送るのはやはり特別な感じがします。
こんにちは。
自分が読み専だった頃は好きな作品に感想を送ったことはなかったのですが、書き手になって作品を発表して感想を頂くようになってからは、私も読んだ作品に感想を送るようになりました。
作品を作るのって楽しいけど時間のかかることでもあるので、そのために貴重な時間を使って作ってくれるってすごく有難いことなのだと、作り手になってから強く実感しました。
私はSNSのメッセージだともし突然サービス終了したら見えなくなってしまうかもしれないので、イベント中に買ってすぐ読んで手紙を書いて渡すようにしてます。あまり字が綺麗じゃないので、その点については申し訳ないなという気持ちもありますが…笑
SNS全盛の時代にあえて手紙を使って感想を書くの、個人的には楽しいです!
これからもひっそり続けていきたいと思います。
>ゴンザレスさん
こんにちは。私は同人の世界を知る前から漫画を描いていて、同人の世界を知ったらすぐに自分の本を作り始めたので「読み専」だった時期がほぼ無いと言っていいかもしれません。
なので、読み専と作り手の感覚の違いみたいなものは、よく分かっていませんでした。
かなり後になってから、読み専の人は、感想が作り手のモチベーションに繋がることを知らない人も多いと聞いて、大変驚きました。まあ作り手側も別に感想いらないタイプの人もいますけど、私は何だかんだで嬉しかったので、送ってくれる人達に感謝していました。
SNSのメッセージも、スクショやコピペをして保存していた人もいましたが、私はそこまではしていませんでした。なので、ネット上のメッセージは今はほぼ手元にありませんが、印象深い内容のものは今も記憶に残っていますし、感想をもらったこと自体への感謝は忘れていません。
ただ、それで結局最後まで手元に残ったのは手書きの手紙という事実については、いろいろと考えさせられるものがあります。引退後に初めて、手紙のすごさに気付きました。