同人活動の思い出/ブラインドグッズの思い出

これも、現在はどうなっているか私には分からないのですが、私が同人を引退する直前の頃は、ブラインドグッズを出す公式が増えつつあった記憶があります。

キーホルダーやバッジなどを中身が見えない状態で売って、開けるまでどのキャラのグッズか分からないようにしたり、コラボカフェなどでランダムでもらえるグッズもありました。
もっと大昔は、こういうものはあまり見かけなかった気がします。

これは、必ずしも自分が欲しいものが当たるとは限らないため、知り合いと交換したり、中古ショップでの売買が普通に行われていました。SNSで取引用のアカウントを作る人もいました。
私も交流をしていた頃は、同じジャンルの人とそういうグッズの交換をしたことがあります。

某ジャンルの展示イベントに行った時に、ランダムで配布された記念グッズがあって、一緒に行った人が私の推しを当てました。私のほうは、一緒に行った人の推し本人ではなかったけど推しと関係の深いキャラを当てたので、その人から「交換しましょう!」と言われて交換しました。

でも、もうこの時のグッズも手放してしまった…と思っていたら、なんとまだ持っていました。
他のものは売り払っていたのに、この時のグッズは、確認してみたら何故か残っていました。
仲が良かった人と交換したものではなく、自分で引き当てたものだったら、同人を引退した時に売り払っていたと思います。手元に残っているなら大事に持っておきます。

また、他のジャンルで、A×B推しでCのグッズが当たった人と、A×C推しでBのグッズが当たった人がいて、本人同士はお互いのカップリングが地雷なので繋がっていなかったけど、共通の知り合いが連絡役を買って出てあげて、無事にグッズの交換ができたという話もありました。

私がSNSをやめて交流から離れたあとは、知り合いとのグッズ交換はできなくなったけど、そのかわり自分で推しを当てる確率が異常に上がって、中古ショップのお世話にもならずに済んだのは、なかなかオカルトな展開でした。でも私の人生って、こういうとこあるわ(´・ω・`)

正直、買う側からすれば、普通に好きなものを選べるほうが絶対にいいと思います。
でもこれは商売なので、公式側のやり方も仕方がないのです。昔はこのやり方が儲かることに気付いていなかったけど、やってみて気付いてしまったから流行ったのでしょう。

買う側は、ついていける間はついていって、無理になったら追うのをやめれば良いのですが、それは私が引退者で冷めているからそう思うのであって、ハマっている真っ最中の人は散財してしまいますよね。まあこれも、その時しか味わえない楽しさだから、踊らされるのもアリだと思います。

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コメント

  1. ミナト より:

    こんにちは。

    自分はグッズ購入は今でもたまにしていますが、大体ブラインドは避ける傾向ですね…。
    やはり金銭的な問題なのと、推しでないキャラが出た場合に売るときに罪悪感があるからです(交換は郵送や遠征での交換取引に自信がないのでやったことないです)

    数年前に都内のコラボカフェに行ってコースターを貰ったり、アクキーを買ったりしましたが大体最推しじゃなかったことが多かったです。
    あとはブラインドじゃない商品を買った時の特典くらいですかね…直前では推しは当たりましたが。

    購買者側からしてみれば見えるようにして欲しい…という所が正直なところですが、需要があるキャラを全てグッズ化しても需要は平等ではないということを考えると難しいところです。

  2. ヒロコ1号 より:

    >ミナトさん
    こんにちは。ブラインドじゃない商品だと、各キャラの人気に合わせて在庫の調整をする必要がありますが、ブラインド方式だとそれをしなくていいし、多くのオタクは結局飛びついてくれる(推しが出るまで買う)から、あの商売が成り立っているんですよね。

    でもこれは、最初は元気に飛びついていた人も、最終的には疲れてしまうシステムではあると思います。そうしてブラインドを避けるようになる人もいるけど、企業側としては、新たな購入者が現れ続ける限りは売れるので、ついてこれる人だけを相手にしているわけです。

    大昔はもうちょっと、こう、良心的だったよな~と、年寄りは思ってしまいますが、まあ私は引退したので本当に無関係です。買う人は自己責任でという感じですね。

  3. ミサキ より:

    こんにちは。以前コメントさせていただきましたミサキです。

    ブラインドグッズは、数年前までボックス買いしていましたが、収納スペース等に困るようになりやめてしまいました。
    ボックス購入するか、単品購入にするか優柔不断な自分はなかなか決められなかったこともあります。
    情熱がなくなってしまった、と言えばそれまでですが、ブラインドグッズとの付き合いに悩むことは私にとってオタク疲れの原因の1つでもありました。

    自分もヒロコ1号さんと同じく好きなものを選べた方がいいと思う派です。
    ですが、商売のことを考えるとブラインド販売は仕方がないことなのかなとも思います。

    散財したこと、踊らされたことも当時は楽しめていたのでそれはそれでよかったのかも、と振り返っています。

  4. ヒロコ1号 より:

    >ミサキさん
    こんにちは。確実に欲しいものを手に入れたければボックス購入が一番早いですが、あれは購入した後が結構大変ですよね。当時は楽しかったので、それはそれで良い思い出だけど、今になってやっぱりお金が勿体なかったなと感じてしまうことはあります。

    実際、ブラインド方式にしたことで、熱心なオタク達は頑張ってたくさん買ってくれることが判明しました。私が現役だった頃も、周囲の知り合い達の中には、とんでもないお金の使い方をしている人も複数いたので、これは公式は大儲けだなと思っていました。

    あとは、買ったものを写真に撮ってSNSに上げる文化が生まれたせいで、誰がどれくらいお金を使っているかが可視化されて、周囲に負けたくなくて散財する人も出てきました。
    ブラインドグッズの戦略は、SNSと上手くかみ合った面もある気がします。

  5. 引退した者です より:

    こんにちは。ブラインドグッズ、いつの間にか定番になりましたよね。
    私はたまたま、よくブラインドになっているグッズ(缶バッジやキーホルダー等)に興味がなかったので、散財した経験はなかったです。痛バッグや祭壇も、見るのは楽しかったですが自分が作りたい願望はなかったです。

    最近私はグッズ整理をしているので、参考のためにオタクの断捨離についての体験談をいくつか読みました。すると大量のブラインドグッズの処分に疲れて、もう買わないと決めた話を結構見かけます。だから実は人知れず離脱している人も多いんだろうなぁという印象です。

    ブラインドではないけど、私はキャラクターのクジやクレーンゲームが大好きで散財しました。10~15年前は円安ではなかったせいか、値段のわりに景品が豪華で楽しかったです。
    ここ数年で物価が上昇したので、今だったら10年前のような散財はできなかったと思います。だからこそ当時楽しめて良かったですし、引退もちょうど潮時だったかなとも思いました。

  6. ヒロコ1号 より:

    >引退した者ですさん
    こんにちは。私が同人を引退する直前というか、一番最後にいたジャンルでは、ブラインドグッズがたくさん出ていて、痛バッグや祭壇もよく見かけました。
    本当に大量に買っている人達と比べたら、私はそこまでたいした出費はしていなかったと思いますが、それでも冷静に振り返ってみると結構買っていました。

    買えば買うほど、処分する時が大変という現実を突きつけられるのは確かです。
    永遠にそのジャンルにハマったままで、グッズを持ち続けようという気持ちも一生消えないのなら問題ありませんが、物事にはいつか終わりが来るものです。

    クレーンゲームの景品も、出来の良いものは欲しくなりましたし、一番くじなどもよく買いました。引退して断捨離が終わっても、楽しんでいた思い出は消えることはありません。
    後始末は大変でしたが、今の「祭りの後」みたいな感覚は、なかなか心地良いです。