オタクの雑談

動画を作ってみたいと思ったけど、思っただけで終わった話

私が動画サイトをよく見るようになったのは、同人を引退してしばらく経った後でしたが、その時に思ったのは「動画制作って面白そう!私も何か作れないかな?」ということでした。

ですが、自分で動画を作ってみたいといろいろ考えてはみたものの、結局何もできないまま時間だけが過ぎてしまいました。以下「いろいろ考えてみたけどダメだった」体験談を語ります。

ゆっくり解説を作ろうと思って、初めてゆっくりムービーメーカーを使った時は、編集が本当に本当に大変で、あれで纏まった時間の動画を作るのは自分には無理だと悟りました。
個人でも業者でも、あの編集作業を継続してやっているのは物凄いことだと思います。

それなら、いわゆる顔出し声出しで撮影して編集する(ゆっくりの編集よりはラクなはず)という方法はどうかと思ったけど…これが一番無いわ!!!(・∀・)私がそれをやろうと思ったら、まずは全身整形をして喋りのトレーニングを死ぬほどやらないと、見苦しいことこの上ありません。

個人的に、生声の動画はかなり当たりハズレが激しいと思っています。聞きやすい人もいれば、第一声でブラウザを閉じる時もあります。マイクを通した声に不快感を感じさせないのは実はとても難しいことだと分かって、テレビやラジオで喋っているプロの人はすごいのだなと思い知りました。

では、お絵描きのメイキング動画はどうでしょう?…って、上手い人ならともかく、私のソレは需要ゼロにも程があるだろいいかげんにしろ!ペンタブももう何年も前に売り払ったわ!
じゃあ、オリジナルアニメとか作ったらカッコ良すぎでは?…って、そんなことをやれる気力があるならそもそも同人引退してないわ!面白い内容も思い浮かびませんし!

と、セルフツッコミにも疲れてきたので、これくらいにしておきます。
結局のところ、労力のハードルもあるけれど、私が敢えて「動画」で表現しなければならないものが今のところ無いというのが、行動できない理由だと思います。

動画を作ること自体は面白そうという気持ちはあっても、絶対に動画という形で伝えないといけないものは、今の私には無いのです。ブログだけで伝えたいことは伝えられていますし、読んでくださる方もいて、現状に不満は何ひとつありません。

まあ漫画にしても、漠然と「漫画を描きたい」と考えているだけでは、いつまで経っても描けることはなくて「こういう内容の漫画を描きたい」とか「自分の考えを漫画で表現したい」という具体的な動機から漫画の描き方を学ぶルートに入らないと、実際に形にはならないものです。

目的が無ければ、手段も身に付けられません。これまで生きてきて、痛いほど実感しています。

コメント

  1. うさぎ より:

    こんにちは。いつもブログ、楽しく読ませていただいています。
    動画は見ることはあっても作る側の知識は全くなく、興味深いお話でした。

    ゆっくり音声ってすごく作るのが大変なんですね。パターンのようなものが決まっているので、なんとなく簡単に作れそうなイメージを持ってしまっていました。
    生声の動画を作っている人は、ゆっくりのように自分で話さない方法もあるのに敢えて生声で話している→自分の声や話し方に自信があるのかと思っていましたが、そういうわけではなく仕方なしに生声を選択している人もいるのかもしれませんね。

    動画にしても漫画にしても、恐ろしく手間のかかる作業、「形にしたいものがある」という強い動機がないと最後までやり切ることはできないですよね。
    技術的なものも大事だけど、やっぱり一番大事なのはそこで、努力してどうにかなるものではないので難しいところだと思います。

  2. ヒロコ1号 より:

    >うさぎさん
    こんにちは。同人引退でヒマになり動画サイトを見るようになって、動画制作にも興味を持ったけど、気力も根性も無くした状態では動画を作ることもできなかったという話です。
    本当に、一番大事なのは「形にしたいものがある」という強い動機ですよね。

    ゆっくり動画は、自分で作ろうとしてみて、その大変さがよく分かりました。
    それでも、どうしてもゆっくり動画で表現したいものがあるのなら、大変でも頑張ることができたと思いますが、私にはそこまでの動機はありませんでした。ブログだけで充分言いたいことは言えますし、ゆっくりよりも生声よりもずっとラクな方法です。

    漫画も、描きたいものが脳内に溢れていた頃は普通にずっと作業していられましたが、今振り返ると何故あんなに描けていたのか自分でも不思議です。やる気が出ない時はそのまま静かに過ごして、無理に焦って何かをやろうとしないという考えも大事かもしれません。
    情熱って、湧き上がる時も消える時も、自分ではコントロールできないものなので。

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