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30年以上絵を描いていたけど画力向上の努力はできなかった人間の話

私の基礎画力は、小学生の頃から本当にずっと変わっていないと思います。
なぜなら、これまでに「絵の練習をして画力を上げた」体験を一切していないからです。
一応、漫画雑誌への投稿や同人活動など、他人と競うような状況も経験してきたのに、ここまで絵の練習が嫌いな人間も珍しかったのではないかと思いつつ、昔の思い出を振り返ってみます。

大変信じ難い話ですが、私は小学生の頃までは、学年で一番絵が上手いと言われていました。
同人や二次創作の存在は高校に入るまで知らなかったので、オリジナル漫画を市販のノートに何冊も描きまくって、友達(非オタク)や他のクラスの子にまで回し読みされていました。
この時に漫画を褒められたことで、私の子供時代の承認欲求は充分に満たされました。

中学校に上がると、私より絵が上手い子が何人か同じ学校に入ってきましたが、そこで頑張って相手より上手くなろうという方向には行かなかったところが、私のクズっぷりを表しています。

承認欲求という点で考えるなら、私の学生時代の勉強の成績は学年トップに近くて、その点でも先生や友達がいつもチヤホヤしてくれましたので、絵だけ負けたとしてもそんなに必死になる必要は無いみたいな気持ちがあったのですよね。もし「自分には絵しかない!」みたいな想いがあれば、画力向上のために頑張っていたのかなと、今でもふと考えることがあります。

学校の勉強ができることと頭が良いことはイコールではないと、私は死ぬほど理解しています。
なぜなら私自身がこのザマだからです。決して目をそらすことができない実例です。

高校に入って同人活動を始めると、私より絵が上手い人なんていくらでもいると分かりました。
同人活動をしている絵描きの中では、私の画力は控えめに言って底辺です。
非オタクの身内は私の絵を上手いと言ってくれるけど、同人をやっていた間に絵描きから上手いと言われたことは一度もありませんでした。小学生の頃から上達していないのだから当たり前です。

それならついに、真面目に絵の練習をするのか!?と思いきや、なんか画力が無くてもネタと解釈がウケてそこそこチヤホヤしてもらえたので、絵の練習しなくてもいいかなって(屑)
もし、画力が無いから見てもらえないという状況だったら頑張っていたのかなと、今でもふと考えることがありますが、ともかく何ひとつ進歩することなくババアになって現在に至るわけです。

よく「努力できるのも才能」と言われますが、これは本当にそうだと思います。
私は結局、あれほど夢中になっていた同人活動においてすら「血のにじむような努力」というものをしたことがありませんでした。何も頑張らなかったし、限界に挑戦しようとしませんでした。

本当に絵を描くのを頑張っている人は、普段からスケッチブックを持ち歩いて、いろんなものをデッサンしていました。私は、そういうのしないの?と聞かれても「めんどくさいから嫌です」としか思えなかったので、壊滅的に才能が無かったということでしょう。

それでも、自分の好き勝手に漫画やイラストを描くのは楽しかったです。
努力はしていないけど、そこそこ褒められて楽しかったので、ヘタレのままなのにメンタルは勝ち組でした。でもその代わり、現在は何者にもなれていないんですけどね!(・∀・)

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