イラストの話

ちゃんとした練習をしていない絵は普通にバレる

これは私が二十代前半の頃の話ですが、当時同人活動をしていたジャンルで、某有名ゲーム会社に勤めている人と、プロではないけど絵がすごく上手い人と知り合ったことがありました。
絵がすごく上手い人は、将来はゲームのイラストの仕事がしたいと言っていました。

某有名ゲーム会社に勤めている人は、オフ会の席などで、絵がすごく上手い人に対して練習方法について尋ねたり、絵に関する真面目な質問をしていました。
一方で、私に対しては「ヒロコさんはいつも楽しそうに描いているね!」と笑ってくれました。

うわー!本当にどこも褒めるところが無い時に頑張って絞り出す言葉だー!(・∀・)
いや実際は、絵から物凄い熱意を感じて、心から「この人は楽しそうに描いている」と思うこともあるけど、そこまで心を動かされたのなら、まず絵の内容に触れる感想を言うはずです。

当時の私は本当に楽しく描いていたので、その言葉も合っていたけど、それはそれとして「私がちゃんとした練習をしていないことは、他の人から見ても分かるのだな」と改めて理解しました。
確かにその通りです。物心ついた頃から、その場のノリだけで描いています。

ちゃんとした練習をしていない絵には、そこはかとなく「素人臭さ」が漂います。
この「素人臭さ」を消すためには、地道に絵の練習をして画力を上げるしかありません。
でもその練習が本当に過酷だから、神絵師というのは一握りしか存在しないのです。

画力が変わるほどの、ましてやプロレベルになるほどの練習なんて、耐えられない人のほうが多いだろうと私は思っています。とりあえず私には無理なので、ネットでもリアルでも「絵の練習を頑張って上手くなります!」とか、口が引き裂かれても言えません。できないことは言えません。

ところで、昔の私は下手でも趣味で楽しく描いていましたが、今の私は下手だし絵が趣味だとも思っていないし昔ほど楽しくもないけど、サイトを更新するために無心で描いています。サイトを作ったからには、最低限の数の展示物は用意しないと、みたいな…あとは精神統一などのためです。

さらに、いらすとやさんの絵を使った「ストロングゼロジェネレーター」というのがあるけど、私はお絵描きで同じことができる(ストゼロは飲んだことが無い)ので、ただ楽しく描いていただけの頃よりも、今のほうがずっと、お絵描きが自分にとって実生活でも大事なものになっています。

だから、今の私が「楽しそうに描いているね!」なんて言われたら「どこをどう見てそう思ったんですかね!?」と驚くけど、他に何も言いようが無かったのなら仕方がないよねと思います。
私の絵の「素人臭さ」は昔から変わっていないし、今からどうにかできるものでもありません。

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