SNSのいいねって、どんな時に押しますか?
SNSを使っていた頃の私は、投稿内容をきちんと見て、本当に心からいいと思ったものだけにいいねをしていました。私自身がそうしていたので、私が他の人達からもらったいいねも、本当にいいと思って押してくれたのだと、当時の私は考えていました。
ですが実際は、単に既読や挨拶の意味でいいねしている人や、義理で相互全員に機械的にしている人もいます。こういった虚偽のいいねのことを「(どうでも)いいね」と呼ぶらしいです。
さらに、絵が上手い人などに嫉妬して、敢えていいねをしない人もいると聞きました。
そこで増えたり増えなかったりしたいいねの数字に、一喜一憂する価値はあるでしょうか?
SNSを始めたばかりの頃は無邪気に喜んでいた私も、真相に気付くと冷静になりました。
もちろん、いいねの中には本当にいいと思って押されたものもあります。でも、すべてがそうとは限らないことも理解しなくてはいけません。本物のいいねには感謝しても(誰のいいねが本物かは判別不可能ですが)いいねの全体数は気にしても仕方が無いと思います。
Xのような、人が多いSNSでいいねがたくさん付くと、他所に移動するのを嫌がる人もいます。
でも、自分は他の人達に義理いいねばかりしているのに、自分に付いたいいねは全部本物だと思って垢消しを嫌がる人は正気か?と思います。いいねが本当の評価とは限らないことを、その人自身がよく分かっているはずなのに、自分に付いたいいねだけは違うと思うのですか?
いいねをしてくれる人が本当にその人のファンなら、他所に移動してもきちんと付いてきて応援してくれるはずです。ついでに言うならフォローも同様で、全員が「本物の」フォロワーなら、一度リセットしてもまた集まってきてくれるはずです。だから、いいねやフォローの数が自分の実力だと信じている人ほど移動なんて怖くないはずなのに、どうして新天地へ行かないのでしょうか?
文句を言わずに楽しくSNSを使っている人は良いけど、文句ばかり言っているのに何故かずっとやめない人は、いいねの正体に本当は気付いているのではありませんか?その数字の中で、どれくらいの人が本当に自分を好きでいてくれて、場所を変えても付いてきてくれるのかと考えると、恐ろしくて動けないのでしょう。でも、どうせ中身の無い数字なら、残す意味も無いと思います。
それはそうと、私が過去に他の人達に押したいいねは、正真正銘、本物の「いいね」でした。
義理や間違いなどは一切ありませんでした。それだけは伝えておきます。
今の私は、いいねをもらう機会は無くなりましたが、noteのスキはもらっています。
現在は「私は本当に好きな投稿だけにスキを押すので、他の人もそうするべき」みたいな激重感情は無くて「見たよ!くらいのノリで押す人がいても別にいいよね」と考えています。
noteのスキは非会員の人でも押せて、非会員の人が押したスキは私には通知されないので、知らないうちに増えていて驚くことがあります。おそらく、このブログからnoteを見に行っている人が押してくれていると思うので(他のルートが考えられない)ここでお礼を言っておきます。
もちろん、noteのスキもいろいろな思惑で押されているものです。
昔の私だったら義理反応は嫌だと思うところですが、今は別に何でもいいです。
あともう少しで、心が完全に自由になりそうです。長かったです。
コメント
こんばんは。雪の影響かかなり冷え込んでおりますがお変わりはございませんか。
風邪もインフルエンザの話もよく聞きます。
ヒロコさんもお大事にしてください。
SNSが中身のない、いいね数字だとはやっていた当初からは感じておりました。
こちらが丁寧に調べたこととかいいね押されたと思っていてもあっという間に相手は忘れていました。
最近はXのバズ数字だけ大きく見せていざ発売されたらプレイしている人がほとんどいないゲームのこととか聞いて意味がないことをする企業も多いのだなと冷静に距離を置いています。
ここ最近多くの企業がハラスメント対策をされていて。
SNSの次のサジェストは誹謗中傷(そしてそれがPV稼ぎとしてはもっとも跳ね上がる手段だと聞いて)と出て来てきっぱりやめて良かったです。
個人サイトだと自分も相手の方もじっくり見てもらえてお互いに励まし合いながら楽しくさせて頂ける空間を作ることが出来ました。
気軽にみてやってくださいと自分で書いてある以上は相手の方に枷は設けないで、それでもわざわざ足を運んでもらう手段で来てくれているので上手くバランスをとって継続は力なりでやっていこうと思います。
今回もよく纏められた記事をありがとうございました。
お体ご自愛下さいね。
>つきんさん
こんばんは。最近とても寒いですが、とりあえず何とかなっています。
上手く言語化できないのですが、まだSNSが登場したばかりの頃は、個人サイトで交流するのと同じ感覚でフォロワーに接していたオタクも多かった気がします。いいねも、今よりはまだ本当に心がこもっていた確率が高かったというか…だから私も、最初のうちは楽しく利用していました。
でもSNSの客層が悪化してくると、いいねを押す側はそこまで深く考えていない場合が多くて、本気で喜んだりするほうがバカだという空気になっていきました。企業さんは数字を買うこともあるのでしょうが、それが本当に利益に繋がっているのか?数字だけバズっても、実際に見ている人達はそこまで真剣に注目してくれるわけではなくて、次の瞬間には忘れているのが実情です。
いいね数が本当の評価なら、気にして病んだりすることにも意味があるかもしれませんが、そうではない謎の数字に無意味に心を壊されていることに、早く気付く人が増えてほしいです。
個人サイトという形が誰にとっても良いとは言い切れないけど、私個人はどう考えてもSNSよりはいいのでは?と思ってしまいます。つきんさんもサイト運営頑張ってください。