同人活動の思い出

同人活動の思い出/イベントの差し入れの思い出

イベントの差し入れと言えば、私が現役の頃は、デパートで売っている日持ちするお菓子などが定番でした。ですが現在のコロナ禍では、食べ物以外の差し入れやオンラインギフトが無難だと風のウワサで聞いています。まさかこんな時代が来るとは予想もしていませんでした。

今は難しくなったかもしれない「食べ物の差し入れ」について、今回は語ります。

私が未成年だった頃(1995年以前)は、普通に土産物のお饅頭などが入った箱が各スペースに回ってきたりして、誰が回してきたか分からない場合でもひとつ貰って食べていました。
私が成人した後も、年齢層が高い(昭和生まれが多い)ジャンルだとたまにそういうことがありましたが、今はもう絶滅してしまったでしょうね。

2006年にクリスピークリームドーナツが日本に上陸した時は、某匿名掲示板で買い専の人が「あれをイベントの差し入れにしても良いか?」と相談したのがきっかけで、いろいろと議論が巻き起こりました。見た目は可愛いけど、イベント会場に持って行くのはちょっとどうかということで反対意見が多かったけど、私なら喜んで食べるだろうなと思っていました。

ケーキやシュークリームなどの生菓子も、気温が高い&人が多いイベント会場には不向きです。
本を扱っているので手が汚れるのはツライというのもあります。でも私は好きでしたので「好き!でも他の人にはやめたほうがいいかも!でも好き!」と言いながらバクバク食べていました。

駄菓子の詰め合わせも、嫌がる人は嫌がるけど私は大歓迎でした。
夏のめちゃくちゃ暑い時に、ペットボトルの飲み物を貰ったのも助かりました。

私は食物アレルギーもありませんし、衛生面もそこまで細かく気にしないほうだったので(今の時代はそうもいきませんが、昔は)貰ったものは全部美味しくいただいていました。
ただ、それでも貰って少し戸惑ったのが「手作り菓子」でした。これは某匿名掲示板でも昔からよく議論されていました。今はコロナ禍で本当に論外になったかもしれませんが。

昔の某匿名掲示板では「友達ならともかく知らない人の手作りは怖い」「何を入れられているか、どんな環境で作ったか分からない」など、サークル側からは否定的な意見が多かったです。
私は何だかんだでおそるおそる食べていましたが、最終的に何ともなかったので、結果良ければすべて良しでした。でも、食べて具合が悪くなったという人も中にはいました。

今思えば、イベントの差し入れで本当にいろんなものを食べたなあと、武勇伝を語るような気分になっていますが、それは結果として自分が無事だったから呑気に語っていられるのです。
他の人は何かあってはいけませんので、嫌な予感がしたら食べない勇気も大事ですよ。

もちろん、食べ物以外の差し入れもいろいろ貰いましたし、そちらも有難かったです。
1月のイベントで、差し入れの品に年賀状が添えられていたこともありました。

あとは、某匿名掲示板でも言われていましたが、好みが分かれる品物よりも「感想の手紙」のほうがずっと嬉しいという意見も根強かったです。
私もイベントで感想の手紙を貰ったことはありますし、その手紙は今も手元に残しています。
これこそ、この先もう決して手に入らないものですからね。

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