同人活動をしている人の中には、同人活動以外にも趣味があるとか、オタク趣味だけに依存していない人もいると思います。でも私は、自分の趣味と言えば同人活動しか思い浮かばない状態で、長い間生きてきました。他の趣味に本当に興味が持てなかったので、致し方ありません。
で、2016年、その唯一の趣味にも冷めたわけですが、新しい趣味は今も見つかりません。
多少楽しいことを見つけたとしても、かつての同人活動を超えるものには出会えません。
やはり、ああいうのは「自然に沼に落ちる」ものであり、無理に探すものではないと思います。
私の「本当に楽しい気持ち」の基準は「限界腐女子の狂喜乱舞」です。
あの、自律神経が焼き切れるような異常な興奮は、二次創作妄想でしか味わえませんでした。
あれと同じ状態になれないのであれば、私はその行為を自分の趣味と呼ぶことはできません。
他の趣味に挑戦して「まあまあ楽しかった」とか「そこそこ楽しかった」と死んだ目で微笑むことはできますが、それはどう頑張っても「まあまあ」で「そこそこ」の楽しさでしかありません。
同人活動をしていた時に感じていた唯一無二の狂気は、もう再現できないのです。
このブログも、ある程度は楽しいと思っていたから、ここまで続けてこられましたが、同人活動をしていた時の大興奮状態と比べれば「まあまあ楽しかった」レベルでしかありませんでした。
これは当然、同人活動のほうが異常だったと考えるべきです。
私は、同人活動で稼げていたわけでもないのに、23年間も同人活動に命をかけていました。
見返りを求めず、リアル身内には打ち明けられない趣味に没頭する、いにしえのオタクでした。
最初から損得を考えて同人活動を始める人が目につく今の風潮には、ガッカリしています。
まあ、お金は稼げなくても交流を楽しんだり評価を貰ったりして、それがモチベーションになっていたのかな?と以前は思っていましたが、今の私の精神状態を考えると、私は本当は、お金も評価も無かったとしても、ひとりで勝手に走り続けられるタイプだった可能性があります。
お金や評価は「あれば嬉しい」けど「無くても大丈夫」な程度のもの、という感じです。
それに気付いたら「いいねが少ないとやる気が出ない」などと言う人に対しても「何だコイツ」と思うようになりました。そういう性根の人が、SNSのせいで無駄に増えたのは本当に残念です。
でも、それほど夢中になっていた同人活動への情熱も、今は成仏してしまいましたので、もう本当に何も残っていません。無理に新しい趣味を探そうとしても、疲れるだけでした。
今の私がやるべきことは、無趣味の自分に早く完全に慣れることです。