その他の雑談

同人活動に冷めて良かったことを纏めてみました

私は「おばあちゃんになっても自分は腐女子でいる!」と信じていた同人女でした。
でも、あと数ヶ月で40歳になるという頃(2015年末)に同人引退を決意してしまいました。
え、これどうするの?残りの人生どうするの!?状態です。

私は物心ついた頃からオタク趣味に夢中で、成人してもオタクを卒業する気配は無かったため、これはもう一生続ける運命だろ!と思っていたのに、中途半端な年齢で冷めてしまって大変ショックを受けました。でも、冷めて良かったと思えたことも一応いくつかあります。
今までも折に触れて語ったことがあるかもしれませんが、今回きちんと纏めてみます。

まず、当たり前のことですが、同人活動に関する悩みが無くなりました。
当事者だった頃は悩んでいたことも、当事者ではなくなったらどうでもよくなりました。

さらに、部屋がキレイになって、痩せて健康になりました。部屋はオタクグッズもそれ以外も処分しまくってミニマリストみたいになりました。同人活動をやめてヒマになったせいで運動をすることが多くなり、その上、気力減退からの食欲減退により体重がかなり落ちました。

これで健康診断の数値が劇的に改善されて、お医者さんからめちゃくちゃ褒められました。
この歳になって運動をする習慣ができたのは、本当に良かったです。
同人活動をやめていなかったら、一生運動不足のままだったはずです。

あと、私は同人活動をやめる少し前に某ソシャゲを始めましたが、同人活動をやめた後はそのゲームへの課金も控えるようになりました。課金総額は六桁で収まっています。もしも二次創作をするほどハマってしまっていたら、七桁以上使っていたと思います。ソシャゲジャンル怖すぎるだろ…

同人活動に冷めたおかげで老後の資金が守られたと安心する一方で、その老後に突入した時に趣味のひとつも無いのはマズイ?という不安も同時にあるのは事実です。
でも、私にとって同人活動と同じくらい夢中になれるものなんて、今後見つかる気がしません。
同人活動をやめてからは、すっかり「残りの人生は消化試合」モードになっています。

今描いているイラストは趣味じゃないの?と訊かれることもありますが、アレは違います。
趣味と言えるほど描けていませんし、何より「我を忘れて熱狂する感覚」がありません。
昔はともかく、今の私にとってのお絵描きは、そういうものではないみたいです。

正直、今でも、私と同年代かそれ以上の人が同人活動を楽しんでいたり、元気に漫画を描いていたりするのを見ると、羨ましくなる気持ちはまだあります。
でもこの気持ちも、もっと時間が経てば乗り越えられるはずです。

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