2年半ぶりのお絵描き再開!絵は変わっていなかったけど心境はめちゃくちゃ変わりました

私は、2020年4月以降、絵を1枚も描いていなかったのですが、それから2年半が経った2022年11月から、何故かお絵描きを再開することにしました。
突然どうした?という感じですが、一番の動機は最近のお絵描きAIに思う所があったからです。
まさかこんな理由で再開することになるなんて、予想もしていませんでした。

で、最近描いたものだと証明するために最近のキャラを描いてみましたが、ブランクがあっても絵が全然変わっていなくてクソワロタ(・∀・)いや、2年半は結構長いと思うんですけどね。

上手い人の場合、年単位でブランクがあると、思うように手が動かなくなってしまっていて、絵が劣化してしまうことが多いのではないでしょうか。でも私の絵はもともとヘタレだし、訓練して上達した記憶も無いため、ブランクがあっても何ひとつ変わらなくて安心しました。

ただ、絵は描けても、現役時代のような妄想はできないので、漫画を描くのは無理そうです。
昔は妄想を原動力にして描いていましたが、今はもっと違う気持ちで描いています。

過去の私は、家族に同人活動を容認してもらって好き放題やっていたにもかかわらず、自分が描いたもの(二次創作のカプやエロなど)を家族に見せることができませんでした。
それって今考えると変な話だなと思うので、今後はリアルの家族や友達や近所の人にも見せられる絵を描いて「これが私の絵です!」と堂々と胸を張りたいという心境になっています。

昔は私にもエロや特殊性癖に対する興味がありましたが、それは年齢とともに薄れていき、同人を引退した後はすっかり消えてしまいました。現在は、見るのも描くのも全年齢向だけで良いと思っています。20代の頃は「推しのエロが見たい!!!」と絶叫していたというのに、不思議ですね。

また、若い頃は自分の作品をすぐに本にしたりネットに上げたいと考えていたけど、今はそういった欲も落ち着いて「慌てて外に発表しなくても良い」という心境になりました。
昔は「早く描いて早く全部見せたい!」と思っていたのが、今は「発表しない絵があってもかまわないし、のんびり描いていこう」というノリに変化したのは自分でも驚きです。

そんなわけで、お絵描きは再開しましたが、昔のようなガツガツした感じではなくて妙に静かな気持ちです。すぐに力尽きる可能性も高いですが、気力があるうちは続けたいです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. 匿名R より:

    こんばんは、以前、「ネット上で私生活〜」にコメントした匿名Rです。お絵描き再開、おめでとうございます…というのは、ちょっとズレた言葉かもしれませんが、よかったですね!
    文面からも楽しんでいらっしゃる様子が伺えて、何だが私も嬉しくなりました。創作の原点を見たような気がしました。
    ぜひ、楽しんでくださいね!
    全年齢向きに嗜好が変わるのは分かります。私もかなり色々な物を見てきましたが…不思議と30超えてから「何で絡ませなきゃいけないんだろう…」と思うことが多く、全年齢向きの作品ばかり描いてます。若かったのか、性衝動だったのか…だとしたら今は枯れているのか。まあそれでもいいですけれども…。

  2. ヒロコ1号 より:

    >匿名Rさん
    こんばんは。正直、再開の見込みは無いと思っていたのですが、本当に予想もしていなかった理由で再開しようという気になりました。お絵描きAI恐るべしです。
    昔は「妄想の具現化」のために描いていたけど、今はまさに「自己表現」のためと言えるのではないかと思います。版権よりもオリジナルに興味がありますし、昔と全然違います。

    エロへの興味は、同人をしていた時から年齢とともに薄れてきていたので、おそらく同人を続けていたとしても枯れていたと思われます。非公式カプの二次創作は、本当に同好の士にしか見せられないもので、それはそれで楽しかったけど、これからはもっと幅広い範囲の人達に見せられるものを新たに描いていきたいと思うようになりました。

  3. ミサキ より:

    こんにちは。
    以前コメントさせていただいたミサキです。

    ブランクがあると、イラスト再開は大変だと思うので尊敬します。
    ビビッドな色合いに目を惹かれました。

    自分も、年々作品をすぐ本にしたり、ネットに上げたいという気持ちが減ってきました。
    熱意が下がったことに悩みつつも、あの頃の「すぐアップしなきゃ!」という忙しさからは開放されたので、何ともいえない気持ちです。

    また更新を楽しみにしています。

  4. ヒロコ1号 より:

    >ミサキさん
    こんにちは。もう描くのをやめたつもりでいて、実際にブランクもあった場合、よほどのことがなければ再開しようとは思いませんよね。自分でも驚いています。
    色を選ぶ感覚も、2年半前とまったく変わっていませんでした。

    私も「すぐアップしなきゃ!」と忙しくしていた頃は、それが楽しくもありましたが疲れてしまう時もありました。今はそういう感情は湧いてこないけど、アップしなくても描きたいという気持ちがあるので、熱意の方向性が変わっただけだと考えています。

  5. マンゴー大臣 より:

    可愛い。
    以前から上げられてた絵と感じというか雰囲気が変わったなとおもいました。

  6. ヒロコ1号 より:

    >マンゴー大臣さん
    ありがとうございます。雰囲気変わっていますかね?
    描いた本人が言う「変わった」「変わっていない」は、あまりアテにならないかもしれませんので、見ている人の判断に委ねたいと思います。

  7. うさぎ より:

    こんにちは。お絵描き再開おめでとうございます(*´▽`*)
    AIについての記事の方興味深く、特に“見たいのは「私の絵」だった”というところにすごく共感して読ませていただいていました。

    AIイラストが話題になった当初は正直「こんなに上手い絵が簡単にできるのなら、下手な自分の絵なんて今まで以上に描く意味がなくなるのでは…?」と一瞬思ったのですが
    AIで出力されたたくさんの神絵を見るうちに考えたことは、「たしかに自分が一生かかっても描けないくらいに上手だけど、これで自分の絵で自分の形にしたいものを出すのは無理だろうな…」でした。
    ずっと絵を描いているけど自分の絵は下手だとしか思っていなかったので、そこまで自分が自分の絵を欲していることに驚きでした笑。
    それからは少し心境の変化というか、自分の絵が好きな気持ちが強まり、自分の心を喜ばせるためのものを自分で形にすることができるということの幸福性に気付くことができ、人に見せるのもいいけど形にしたそれだけでもう、自分には価値のあることなんだな、と思えるようになりました。前より肩の力が抜けて、楽しく絵を描く事ができるようになった感じです。(長々と自分語りしてしまってすみません!)

    AIが一瞬で神絵を作ってしまう時代に、今まで以上に絵を自分で描く事の価値に気づける不思議~と思っていたら、まさかまさかのヒロコさんのお絵描き再開。
    同じようにAI絵をきっかけに描く意味について考えた人はたくさんいそうですね。

  8. ヒロコ1号 より:

    >うさぎさん
    こんにちは。私のお絵描き再開なんて、このブログの中で一番需要が無い話だと思っていたのですが、意外と反応頂けて驚いています。ツイッターへの文句とかのほうがアクセス数が伸びると考えていたけど、嬉しい誤算です(ツイッターはツイッターで現在大変そうですが)

    自分で自分の絵を完璧に上手いと思っている人は、実はあまりいないはずです。
    傍から見て上手い人でも「もっと上手くならないと」と悩んでいることもありますし、そこへ美しいAI絵が登場したら、自分は不要になるかもと心配になっても仕方がありません。

    でも、SNSに毒されていると気付けなさそうですが、他人に見せたり評価してもらうことだけが絵を描く目的ではありませんよね。自分が好きなものを自分で形にする喜びを目的にするのなら、他に上手い人がいてもAIがすごくても何も関係ありません。自分の「好き」は自分にしか分からないし、絵が完成した時の達成感も自分だけのものです。

    私も、AI絵をきっかけにいろいろ考えた人は結構いるんじゃないかなと思っています。
    落ち込む人だけじゃなくて、あらためて「自分の絵」を大事に考えるようになった人も、本当はたくさんいるのではないでしょうか。

  9. 匿名k より:

    こんにちは。
    お絵描き再開、それも不特定多数向けではなく自分や身近な人に見てもらってマイペースに、て理想的なのかもと思いました。
    私も知人だけにnmmn夢を読んでもらって感想もらって、とやったことがありますがダイレクトに反応をもらえるのは嬉しかったです。結局、推し変されて、さよならしましたが 笑 なかなか楽しい経験でした。
    自分の好きなものを楽しんで描かれてくださいね。

  10. ヒロコ1号 より:

    >匿名kさん
    こんにちは。同人をしていた頃、家族は私が漫画などを描いているのは知っていたけど、どんなものを描いているかは知らないという状態でした。家族には見せられないものを描いて同人界で狂喜乱舞するのも楽しかったけど、今後は昔とは違うスタイルの創作をしていきたいと考えています。これもまた「人生1度で2度オイシイ体験」です。

    nmmn夢で推し変された場合はもう仕方が無いですが(笑)1対1で貰うダイレクトな反応って結構貴重ですよね。不特定多数相手に活動していると気付きにくいことかもしれません。

  11. may より:

    初めまして。
    同年齢の者です(笑) 

    まず、ツイッター疲れの記事を興味深く拝見しました。
    文章がとても丁寧でわかりやすく、本職のライターさんかと思いました。

    私は学生時代は読み専で、昨年から二次を始めたので、
    まさにヒロコ1号様のおっしゃるとおり、
    界隈の事情や暗黙の了解などもさっぱりわかりませんでした。

    ただ、初めて数カ月ですでに(早すぎ(笑))ツイッターに嫌気がさし、
    いまはpixivの新作や新刊の告知にしか使っていません。

    そんなときにヒロコ1号様の記事を拝見したので、
    「ああ、これでよかったんだ」と背中を押された気分です。
    こちらのサイトを訪れる皆さんも、同じように勇気づけられ、
    励まされていることと思います。

    ところで、年齢とともに嗜好って本当に変わりますよね。
    20代の頃はお盛んでいいと思います。
    私は字書きなんですが、H書くにしてもソフトなのしか無理ですね。
    読むのもハードなのは無理です。なんかもう疲れちゃう(笑)

    ヒロコ1号さんがまたお絵描きできるようになられたこと、
    本当に喜ばしいです。
    無理のない範囲で楽しんで続けられますよう、陰ながら応援させていただきます。

  12. ヒロコ1号 より:

    >mayさん
    はじめまして。ツイッター疲れの記事も読んでくださってありがとうございます。
    若い頃よりは少しは考えて文章を書いているつもりですが、今もツイッターへの恨みが完全に消えたわけではありませんので、冷静さを失っている部分もあるかもしれません。

    私は良くも悪くも同人慣れしているので、ツイッターに嫌気がさした時も「同じようなトラブル自体は昔からあった(ツイッターのせいで昔より悪化した)」という認識でしたが、ツイッターで初めての同人活動や交流をして行き詰まった人は、逃げ道が分からなくて潰れてしまうのではと心配です。私の記事が、そういう人を救助できればいいのにと思っています。

    20代の頃はエロに興味津々で、同人誌も18禁本を優先的に買っていました。
    それでも自分で描く時は全年齢向けの割合が高めでしたので、他のもっとエロ好きな人達と比べれば大人しいほうだったかもしれません。そしてそのまま歳を取って本当に枯れていったわけですが、確かに、ハードなエロはもう見るのも疲れてしまいますね。

    お絵描きは、ペンタブは過去に売り払ってしまったため、今はスマホ画面&タッチペンで描いています。慣れてくると、これでも別に不自由はありません。

  13. カクレガニ より:

    ヒロコ1号様

    はじめまして。数年前からSNSの悩み関係でこちらのブログに辿り着き拝読しています。
    お絵描き再開おめでとうございます!勝手にこちらも自分事のように嬉しくなり、コメントさせていただきました。
    (以下記事内の文章を引用させていただき長文になります)

    >>今後はリアルの家族や友達や近所の人にも見せられる絵を描いて「これが私の絵です!」と堂々と胸を張りたいという心境になっています。

    こちらのヒロコ1号さんの心境にとても共感出来ました。
    自分も趣味で絵を描く四十路なのですが、十数年二次創作を続け、今年からずっとやりたかったCP無し全年齢一次創作活動を始めました。二次創作熱は一旦卒業した感じです。
    自分も家族には見せられない作品を多く描いてきましたが、今は家族や友人と一緒にキャラデザや設定、お話を考えたりして内から来る充足感で活動出来ています。

    >>若い頃は自分の作品をすぐに本にしたりネットに上げたいと考えていたけど、今はそういった欲も落ち着いて「慌てて外に発表しなくても良い」という心境になりました。

    こちらも大変共感出来ました。不特定多数の人に見てもらい評価は貰わずとも、描きたいものを自分の手で仕上げただけで充分幸せで、むしろ描いている期間や工程を一番楽しんでいます。出来たはいいけど人から反応貰うのめんどくさ〜とすら思っています(笑)

    今はwebイベント(ピクスクなど)のシステムも発達、浸透してきて、pixivやTwitterなどをメインに使っていなくても作品発表やアピール、程よい距離感で人と交流出来る場が有るため、そういった機会も活用しています。

    長文で自分語り大変失礼しました。お絵描きはやる気が有れば一生続けられる趣味、特技かと思います。ヒロコ1号様がこれからも穏やかに楽しく活動される事を祈っております。

  14. ヒロコ1号 より:

    >カクレガニさん
    はじめまして。私のお絵描き再開の記事にこんなに反応があるとは思っていなかったので驚いています。やる気が無くなって中断していましたが、やる気さえ復活すれば、お金もかからない趣味ですし、簡単に戻れるものだなあと感動しています。

    家族や友人と一緒にキャラデザやお話を考えるなんて、すごく素敵です!
    私の場合、私以外の兄弟の趣味は親にも堂々と見せられるものだったので、仕方が無いこととは言え何だかなあと昔から思っていました。毎日創作しているのに、肝心の作品は家族に見せられないという、謎の状態が申し訳ないという気持ちはずっと水面下にありました。

    だから、壮絶なSNS疲れで自分の内面が大きく変わって、二次創作同人への熱も冷めて、それでもお絵描きを再開できた今、今度は前とは違うやり方でやってみたいです。
    二次創作への熱と一次創作への熱って、性質が全然違うなと私は感じます。
    絵を描く行為は同じなのに、私のメンタルは別人のようという、不思議な感覚です。

    私はwebイベントが普及する前に同人を引退したので、そこはちょっと残念です。
    話を聞いていると良さそうだなと思うので、今活動している人は楽しんでほしいです。
    程よい距離感で交流できる場所は絶対に必要だと、SNS地獄を見て本当にそう思います。

  15. N より:

    こんにちは。以前、ツイッター疲れの件でお便りしたものです。1ヶ月ぶりに立ちよったところ、ヒロコさんが、お絵かき再開! されててなんかとても嬉しいものを感じました(^^)
    以前からヒロコさんの描く女の子やペットはすごく素直な感じでカワイイな~って思ってました。癒されます♪ 時々ブログに掲載して頂ければ嬉しいです。寒くなってきましたので、お体に気をつけてお絵かき楽しんで下さいませ♪ 
    では。

  16. ヒロコ1号 より:

    >Nさん
    こんにちは。二次創作ではBLも描いていたのですが、オリジナルでは女の子ばっかり描いています。自分的に一番描きやすい女の子の絵で、勘を取り戻そうとしているところです。
    引退してもブランクがあっても絵をカワイイと言って頂けるのは、大変有難いことです。

    今はもう、描いたものを全部ネットに上げるということは無い状態ですが、イラストに関する話をする時は、ついでに絵も掲載するかもしれません。
    イラストの話も、同人をしていた頃はできなかった話をしてみたいと考えています。