同人活動の思い出

同人活動の思い出/昔たまに居た「異常にマナーに厳しかった人」は今どうしているのか?

同人マナーと言われるものは、今も昔もいろいろなものがあると思います。
ネット普及後のネットマナーだけでなく、イベントで本を買ったりスケブを頼む時のマナーや、自家通販で本を買う時の手紙のマナーなど、昔からほぼ内容が変わらないものもあります。

確かにこういうマナーは最低限守ってもらわないと困るのですが、2000年代前半の「毒吐きネットマナー」が有名だった頃は、たまに「マナーを守ってください!守らないヤツはどうなるかわかりませんよ(暗黒微笑)」と、必要以上に激しく主張している人を見かけることがありました。

ただ、実際にイベントでもたくさん人が来て手紙も大量にもらっていて、苦労することもあるだろうと思われる大手さんは、あまりそういう事はうるさく言っていませんでした。
その一方で「お前そんなに人に注意しなきゃいけないほど反応もらってないのでは?」という感じの人がドン引きするほどうるさかったのが、不思議で仕方ありませんでした。

そういう人はだいたい「毒吐きネットマナー」にリンクを貼っていましたし、本やペーパーの中でもキャラに「マナーを守れよ!」とか言わせたりして、大変近寄りにくかったです。

これでは、作品に興味があっても怖くて接触できません。自分が死ぬほど感じ悪いせいで人が寄り付かないのに「本が売れない」「感想が来ない」と嘆く姿はアホとしか言いようがなかったです。
厳しい態度でも人気が取れるほどの作品ではないのだから、もっと優しく愛想良くしていれば、少しは反応がもらえるかもしれないのにと、思いながらも黙っていました。

実際に嫌な目に遭ったせいで、つい注意書きが厳しくなってしまう場合もあるでしょう。
それでも、関係無い他の人を怖がらせてしまうので、損をしているとは思います。

ただ、あの無駄に厳しかった人達は「誰も何もしていないのに先回りして攻撃している」ようにしか見えませんでした。相手を最初から「厳しく注意しないとマナーを守れない人間」だと決めつけて先制攻撃をして、自分が正しいと威張りちらしている感じでした。
私自身は自分の読者さんには非常に甘いタイプだったので、こういう人は本当に理解不能でした。

でも、どんな方向であれ何かに必死になっている人は、それだけ同人に情熱を燃やしているとも言えるので、今思えば、あの異常にマナーに厳しかった人達も、私とは別の方向で一生懸命だっただけなのかもしれませんね(イイ話風にまとめてみました)

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