同人活動の思い出/コスプレにまつわる思い出

同人オタクの中には、コスプレイヤーが苦手という人も一定数いるようですが、私自身はコスプレイヤーさんから迷惑をかけられた記憶は無いので、特に悪い印象は無かったりします。
マナーが悪い人もいるという話がある一方で、普通に落ち着いている人もいると思います。

私個人の考えでは、イベント会場でのコスプレは、あっても無くても良いという感じでした。
コスプレ可のイベントでは、自ジャンルのキャラのコスプレをした人達が本を買ってくれたり、隣のスペースで推しのコスプレをしていた人からお菓子をもらったこともありました。

私が腰痛で椅子からあまり立ち上がれなかった時に、跪いて差し入れを渡してくれたコスプレイヤーさんもいて、有難くも申し訳なかったこともありました。現役の頃の私は腰痛になることが多かったのですが、同人をやめたらウソのように治りました。何かの呪いだったのかもしれません。

そう言えば、私と面識があったコスプレイヤーさんは、二次創作もするしコスプレもするという人が多くて、コスプレ専門(?)の人はあまりいませんでした。あと、自作のコスプレ衣装を売っている人もいて、その人は衣装を作るのは好きだけど、自分ではコスプレをしない方針の人でした。

私も若い頃は「このキャラのコスプレしませんか?」と誘われたことが何度かありましたが、すべて断っていました。正直、容姿に自信が無くて「私の顔面でそのキャラは無理でしょ!」としか思えなかったし、基本的に陰キャなので、そういう目立ち方は望んでいませんでした。

でも、今になって気付いたのですが「私の顔面でそのキャラのコスプレは無理」なら「私の画力でそのキャラを描くのも無理」なのでは?と思います。私は、コスプレは自分には似合わないと考えて断ったけど、ドヘタクソな絵で同人誌を作るのは平気だったのです。

現役の頃の私は、これについて本当に何の疑問も抱いていなかったのですが、今振り返ると不思議で仕方がありません。自分の画力で同人誌を作る度胸があったのなら、コスプレのほうも挑戦してみればよかったのでは?と、今の私ならそう思います。出来はともかく、記念にはなったはずです。

結局、自分が何かをやるかやらないかは、自分のやる気の有無で決まるのかもしれません。外から見た要因は、あまり関係無いのかもしれません。やる気ゼロの今の私はもう何もできないけど、大昔の私はそれだけ二次創作に対してやる気があったということですね。

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