同人活動の思い出/ピクシブやツイッターのブロック機能の無能っぷりについて

過去に交流していた人が、特定のカプが地雷で、そのカプで活動している人は見つけ次第全員ブロックしていると言っていたのですが、ピクシブやツイッターのブロック機能は何ひとつ役に立たないと憤っていました。彼女からその話を聞いた私も、まったくの同意見でした。

ピクシブとツイッターのブロック機能は、相手からこちらをフォローできなくなったりメッセージが送れなくなったりするだけで、相手のアカウントや作品が見えなくなるわけではありません。
ツイッターに至っては、ブロックした人のツイートが何故かブロックを貫通して流れてくるという話も聞きます。今は改善されているのかなと少し調べてみましたが、多分改善されていません。

違う!そうじゃない!相手からフォローできなくなるとかどうでもいいんだよ!こっちから相手の存在が完全に見えなくなるようにして欲しいんだよ!ふざけてんのか!(´・ω・`)

私の場合、自分にとっての真の地雷は十年に一度くらいしか遭遇しないものでしたし、特定のカプというだけで全員ブロックしようと考えたことはありません。
でも、その「十年に一度の地雷」に、ピクシブとツイッターで出会ってしまったとしたら?
あとは、分かりますよね。本当に、ブロックがブロックになっていなくて地獄でした。

このことに文句を言っていた人達は他にもいて、私は結局、ピクシブはそれが原因でやめる決心をしました。ツイッターのほうも、他にもいろいろと嫌な点はありましたが、このブロック機能の問題もまた、耐えられなかった要素のひとつでした。せめてここをきちんとしてくれれば疲れる人は減りそうなのに、積極的にユーザーを疲れさせようとしてくるヤベーSNSたちですね。

その点、ピクブラのブロック機能は大変優秀だった記憶がありますが、ピクブラでそこまで見たくないと思うような相手は逆にいなかったので、誰もブロックしなかった思い出があります。

個人サイトなら、嫌いなサイトは見に行かないという選択が簡単にできます。
怖いもの見たさやヲチで覗きに行くことがあるとしても、自分の心の準備ができているタイミングで見ることができます。ピクシブやツイッターのように、予期しないタイミングで勝手に地雷が流れてきたり、ブロックやミュートをしているのに貫通してくるという怪奇現象はありません。

この、個人サイトとSNSの違いは、一見たいした違いではないように見えるかもしれませんが、実際はストレスのレベルが全然違います。地雷が存在しているという事実は変わらなくても、自分の目に入るタイミングを選べるか選べないかで全然違うのです。

SNSで疲れる原因は数字が見えることだとよく言われますが、それは、数ある原因の中で「一番簡単に説明できるもの」に過ぎません。数字が見えなくなればラクになる人は多いでしょうが、それだけですべてが解決するとは思えません。もっと言語化しづらい問題が他にもたくさんあります。とりあえず、ブロックはちゃんとブロックできる機能にしたほうがいいんじゃないかなと思います。

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コメント

  1. ミサキ より:

    こんにちは。
    以前コメントさせていただきましたミサキと申します。

    SNSは予期しないタイミングで見たくないものが目に入りやすく、個人サイトは見るタイミングを自分で選ぶことができる。
    この違いは自分も以前から大きいと思っていたので、とても共感しました。

    ツイッターは情報収集で短時間利用する程度なのですが、前よりフォローしていない人を含め関係のないツイートが目に入りやすくなった気がしています。

    これだけSNSが社会に浸透した今、個人の努力だけでSNS疲れや依存対策をするのには限界があるのではないか、と感じたことがあります。
    ただ、運営会社がユーザーの声を取り入れて機能を改善しても、全員が納得する機能はないと思うので、難しくも興味深い問題だと感じました。

  2. ヒロコ1号 より:

    >ミサキさん
    こんにちは。実際にSNSを使ってみて初めて、個人サイトの良いところに気付くことができました。SNSが無かった時代も、気が合わない人を疎ましく思うことはありましたが、距離感が保たれていたおかげで、そこまで異常なストレスは感じませんでした。

    最近のツイッターについては、ネットをしているといろいろな情報が入ってきます。
    関係ないツイートは見たくないと思うような人はツイッターに向いていないと、運営が言っているような感じがします。すごくバカにされているなあと傍から見て思います。

    私は、SNSを運営する側は、中毒や依存症を引き起こすような仕組みをわざと作っていると考えています。それは、会社として利益を出すためには当然のこととも言えます。その仕組みに何も考えずに乗っかっているユーザーのほうが、しっかりしなければいけません。
    自分の心の健康を考えるなら、そういった策略に付き合わないようにしてほしいです。

  3. フォルフォル より:

    こんにちは。
    いつも記事読んでます。
    pixivのブロック機能、本当に役に立たなくて困りました。こっちは見たくもないのにブロックしてるのに完全には防いでくれませんよね…。
    Twitterもブロックしたのが分かる仕様なので私はミュートばかり使ってました。
    どちらのSNSもブロック以外の理由で退会しましたが、ブロック機能が役に立たないストレスは結構メンタルにきそうですね。
    現在Twitterを使っている人がメンタルボロボロにならないか本当に心配です…。特に今はAIイラスト関連で荒れているので尚更です…(Twitterやってない私が見ても「もう休んでくれぇ!」と直接言いたくなる人がいっぱいいるんで)

  4. ヒロコ1号 より:

    >フォルフォルさん
    こんにちは。ブロックって、本気で見たくない相手に対してするものだと思うのに、その機能が全然果たせていないのが意味不明でしたよね。

    AIイラストと言えば、昨年は「mimic」が話題になっていた記憶があります。
    私は自分の絵柄のAIが欲しいと思っていたので興味があったのですが、ツイッターアカウントが無いと使えないと知って用は無くなりました。自分で絵を描いているかを判断する基準がツイッターアカウントって、そんな考えの運営はツイッターと同類かと、大変残念でした。

    私も、もっと早くやめればよかったのにしがみついてしまっていた時期があったので、やめられない人の心理も分かるのですが、あまりに酷い状態の人は無理やり引き剥がしてでもやめさせられないかと思ってしまいます。他人とはいえ、ボロボロの人を見るのはつらいです。

  5. つきん より:

    夜分に失礼致します、こんばんは。先回も丁寧なお返事をありがとうございました。
    今回の記事にありましたブロック機能が役に立たないのは同意です。やっていた当時は週刊誌連載作品にハマっていたのもあって公式を含めてフォローしていたのですが、早バレと呼ばれている、雑誌が発売当日前に内容が流れてしまう事態が数多く生じてしまい(動画サイトでも同じ案件はありますがそれは検索しなければ回避できる)数多くの方法でブロックしていたのですが限界がありました。情報漏えいが原因でつぶれたイベントのニュースも最近見まして、拡散ツールとしてもダメダメだな…と。
    今では平然とおすすめと呼ばれる機能で早バレが出て来てしまうらしく(おすすめも嫌がらせとしか思えない内容が垂れ流しで来るそうです)もうやめざるを得ないという声が上がっています。
    ヒロコさんのおっしゃる通り、中毒にさせて貴重な時間を奪うのがSNSの実態なのだと思います。だらだら過ごさせて、時間が有限であることを忘れさせていく。
    ネット・バカと題名が付けられた真面目な本があるのですが、自分の考えで有機的に結び付けて試行錯誤することがなくなる旨の内容が書いてありまして、メンタル面でも不幸になったという調査も出ていますし、誰が為のツールだったのかと離れてよかったと心底思います。

  6. ヒロコ1号 より:

    >つきんさん
    雑誌の早バレもそうですが、ゲームの解析情報なども普通に流れてきますので、そういったものを見たくない人もツイッターは使えませんよね。
    情報収集ツールとしてもお世辞にも優秀とは言えないので、同じネット上で何かを調べるとしても、絶対にツイッター以外のものを使ったほうがいいです。

    私はツイッターを数年使った後、メンタルが壊れただけでなく、頭もまともに働かなくなり文章もきちんと書けなくなりました。今も本当に回復しているか分かりません。
    初めてインターネットに触れた時はとても楽しかったし恩恵も受けてきましたが、それでもツイッターはダメだと実感しました。月並みな言い方ですが、まさに頭が悪くなります。

    おすすめ機能の話は、私も風のウワサで聞いています。本当に、私が使っていた頃よりもさらに酷くなっていくのが面白すぎるのですが、運営も、新しい機能が嫌だと感じるような人はツイッターをやめろと言っているんじゃないかなと、私は思っています。