同人活動の思い出

同人活動の思い出/本の取り置きの思い出

オフイベントで同人誌を頒布する際、本の取り置きを受け付ける人もいると思います。
私が現役の頃も、イベント前に「取り置き希望の方は連絡ください」と告知している人を見かけることがありました。本が売り切れやすい旬ジャンルでは、取り置きもよく行われていました。

私は、自分から「取り置きします」と言ったことは無いのですが、たまに「取り置きをお願いしてもいいですか?」という問い合わせが来ることはあって、そういう時は取り置きをしていました。

取り置きは「頼んだのに取りに来ない人がいて困った」という話もたまに聞きますが、私はそのような経験はありませんでした。今になって考えてみたら、そんな人が一人くらいはいても不思議ではなかったのに、私に頼んでくれた人達はみんなちゃんと取りに来てくれました。

私が渡り歩いたジャンルやカプの民度って、実はすごく良いほうだったのかもしれません。
当時はそんなこと一ミリも考えなかったけど、今はもしかしたらと思うことが結構あります。
活動年数の割には、そこまで酷い体験はしていないかも…ただしSNSテメーはダメだ!

私に取り置きを頼んでくれた人達は、知り合いだったり初対面の人だったりさまざまでした。
サークル参加の知り合いから取り置きを頼まれた時に、イベント当日はその人の買い子さんが取りに来てくれたのですが、後からその買い子さんがまた戻ってきて「本読んだら面白かったので私の分も欲しいです!」と言ってくれたのは、とても嬉しかった思い出です。

でもこれ、ネガティブに捉えると、表紙の絵だけを見た段階では絵がヘタクソすぎて面白くなさそうと思われていた可能性…(・∀・)まあいいでしょう、私の本あるあるです。
当時はそんなこと一ミリも考えなかったけど、今の私は思い当たってしまいました。

SNSをやめて個人サイトに引きこもっていた時も、同カプの書き手さんから取り置きについて問い合わせが来たことがありました。この頃の私は交流を避けていたので、それまでその人と話したことも無かったのですが、とても丁寧に声をかけてくれて、イベント当日は差し入れも頂きました。

私は、SNSをやめてからの自分は交流しない壁打ちだったと自分で言っていますが、落ち着いて思い出すと、これは壁打ちとは言わなかったり…する?と、今になって認識が揺らいでいます。
まあ、でも、自分から交流しようとはしていなかったので、壁打ちだったはずです。

当時は何も考えていなかったけど、今になって「アレ?」って思うことは結構ありますね。
これから先はきっと、そういうことがたくさんあると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました