同人活動の思い出/昔炎上して消えていった人達は今どうしているのか

同人活動をしていると、自ジャンルや自カプでヤベー奴に遭遇することもあるかと思います。
某匿名掲示板などでヲチされている人もいれば、そこまで有名人ではなくても、なんとなく「この人とはあまり交流したくないかも」と避けられがちな人もいます。

そういう人は迷惑ではありますが、本人が決定的なやらかしをして界隈から去ったり、こちらがジャンル移動や同人引退をして離れてしまえば、もう気にする必要はありません。
二次創作界隈では、同じジャンルではなくなった人なんて、消えたも同然の扱いになります。

ですが、そうやって離れたヤベー奴も、自分と離れたからと言って、この世界から存在が消えるわけではありません。ヤベー奴にもその後の人生というものがあります。
すでに同人を引退した私も、同人で私のことを知っていた人達からすれば「もう消えた人」として忘れられているでしょうが、実際は消えてなどいません。ここでまだ生きています。

私も同人をしていた頃は、人に迷惑をかけてしまったこともありました。でも、叩かれたり間違いを指摘されたら普通に自分が悪かったと反省しましたし、当時関わった人達には本当に申し訳なかったと思っています。叩かれても逆ギレして自分の非を認めない人もいますが、私は素早く火を消すほうでしたので、取り返しがつかないレベルの大炎上になったことはありませんでした。

当時はやはり、そんなことで推しの二次創作を続けられなくなるのは嫌でしたし、自分の同人活動を大切だと思っていたから、本当にヤバイと思ったらブレーキをかけることもできました。
そもそも、やらかした原因のほうも、心からジャンルや推しが大好きすぎて、意見が合わない人は許せなかったから、突発的に他人に強く当たってしまったというものばかりでした。

やらかしもブレーキも、どちらの原動力も、推しへの歪みきった激情であり愛だったのです。
だけどそんな攻撃的で激しい愛も、現在はすっかり成仏してしまいました。
何かを異常に愛することがなくなった今、何かに異常にキレる理由ももうありません。

それはともかく、ネットが普及してここまで長い年月が経って、昔同人をしていたけど今は引退したという人も大勢いる中、そろそろ「私、昔はヲチスレの弗だったんですけど~いや~あの時は大変でしたよ(´・ω・`)」みたいな昔話をしてくれる人が現れないかなと思っています。

私はこのブログでいくつか暴露話をしていますが、さらに上を行く人がいたら面白いですよね。
でも、叩かれても反省しない人は、今も自分は悪くないと思っているだろうし、反省した人はもう恥を晒したくなくて黙っていることが多いだろうから難しそうです。

昔どんなに大暴れしても、十数年後には「あの時はすみませんでした、今は反省しています」となることは結構多いと思います。私自身もそんな感じですし、人間は歳を取ると考えや心境も変化していくものです。だから、昔やらかしたけど今は反省していて、みんなからは消えたと思われているけど今もどこかで生きている、そんな人の話をもっと聞きたいと考えてしまうのです。

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