同人活動の思い出/自分が作った同人誌はほぼ手元に残っていません

自分が作った同人誌について、全部頒布しきってしまう人と、一冊だけ自分用に残しておく人、一体どちらが多いのでしょうか?珍しい装丁に挑戦した時のものだけ残していると言っていた知人もいましたし、残す場合の基準も人それぞれだと思います。

私の場合、自分用の一冊は、その時の気分で残したり残さなかったりでした。
生まれて初めて作ったオフセット本は今も一冊だけ手元にありますが、引退直前に作った最後の本は手元に無くて、中古ショップでも見かけません。

現在、私の手元に残っている自分の本は、七冊あります。
同人引退前はもっとあったのですが、引退後に持ち物を整理する際「私が死んだ後に家族に見つかってもまあいいかと思えるものだけ残そう」と考えて大幅に減らしました。
エロ本やエロっぽい本は残っていてもすべて処分して、原稿のほうも完全に消去しました。

せっかく作った本なのだから、思い出に残しておけばいいという考え方もあるでしょう。
でも、現物が残っていたら死後にリアルの身内に見つかってしまうと考えると、やはり処分するべきという結論になります。全年齢向けの本はまだいいけど、エロ本が見つかるのは嫌すぎます。
自分用の一冊を残さない方針の人の中には、まさにこの理由で残さない人もいるはずです。

個人的に、全年齢向けの一次創作本なら、拙くても「私の作品」として家族に見られてもいいと思っています。でも、二次創作でしかもカップリング物だと、免疫が無い人やジャンルを知らない人が見ても意味不明ですし、お仲間以外の人からしたらどうすりゃいいんだという感じですよね。

もしも家族に見られるとしたら、二次創作よりも一次創作のほうが堂々としていられるし、エロよりもエロ無しのほうが、カプ物よりもカプ無し健全物のほうが恥ずかしくないわけです。
でも、若い頃の私が一番夢中になっていたのは、推しカプのエロ二次創作でした。

これって、自分の中で優先順位が高くて思い入れが強かったものほど、リアルの身内には見せられない内容ということですよね。地獄のような趣味だな!でもめちゃくちゃ楽しかったよ!

当時の狂喜乱舞は本当に楽しかったけど、その一方で、もう少し「後でどうなるか」ということも考えたほうがよかったのではないかと、今の私は残念ながらそう思っています。
ただ、それを若い頃の自分に警告しても聞くはずが無いから、これはもう仕方がないことです。

来世の趣味はもっと無難なやつにしよう!でも私の魂では無理かもしれません(´・ω・`)

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コメント

  1. ミナト より:

    懐かしい話…!

    自分の場合、同人誌はイベント用に1冊だけ作ったことがありますが、ジャンルから撤退する際に在庫ごと専門の古紙回収に送ってしまいましたね(対人トラブルによるジャンル引退であったことと、印刷・製本の手段がごく簡易的なものだったので取っておく意義が感じられなかったのです)。
    その本は全年齢対象ではありましたが、お色気表現云々よりかは当時の画力を思い出すと居た堪れなくなるという意味で在庫の処分は正解だったような気もします(数年前の絵でも拙いと思うくらいなので)。

    処分する少し前に「手元の本が傷んでしまったのでもう1冊欲しい」という依頼から1冊無料で送ったことがあったので、またそういう依頼が来ないとも限らないかな…と思いましたが、そんなこともなかったので安心しました…笑

    現在のジャンルでは販売目的の本は作っていませんが、自分で眺める用にオンラインで公開した漫画を印刷したものが手元にあって、処分はジャンル引退時かな…とは思ってます。

  2. ヒロコ1号 より:

    >ミナトさん
    私は、現役の頃は何も考えていませんでしたが、引退して気力が無くなっていく過程で「私が死んだ時にこの同人誌を家族に見られても大丈夫か?」と考えるようになって、一気に処分してしまいました。私はとにかくお色気表現を無かったことにしたいと考えていて、自分の画力については「当時も今もたいして変わらんわ!」と開き直っています。

    引退後に自分の本を見返した時、同ジャンルのオタクになら楽しんでもらえていた本も、それ以外の人が見たら一切意味が分からない本なのだと気付いてガックリきました。
    同人をやめなければこの魔法が解けることは無かったのにと、とても悲しくなりました。

    それにしても「手元の本が傷んでしまったのでもう一冊欲しい」という依頼は、私は経験が無いので、そういうこともあるんだなあと驚きました。
    昔は難しかったけど、今は本当に自分用に一冊だけ印刷してもらうことも可能なので、いろんな楽しみ方ができますね。私はもう、物理的な持ち物は最小限にしたいです。

  3. ゴンザレス より:

    今まであまり意識したことがありませんでしたが、確かに自分が急死してしまい家族が持ち物を整理する時に同人誌が見られるのってちょっと気まずいですね…(まあ私はその時もう死んでるのですから、関係ないといえば関係ないのでしょうけど)

    私は自分で発行した本は1冊ずつ保管していて、他の創作者さんの本も10冊強は持っています。中には成人向けのものもあります。
    どれが私の作ったものか家族には分からないでしょうが、誰の作であろうと人様からお借りしたキャラクターたちのエロ本を見られると考えたら…辛いですね。

    ちょうど年末なので、この機に最低限のもの以外は処分しようと思います。いい機会をくださりありがとうございます!
    そんなに他の人の本をたくさん買っているわけではない私でも処分するとなると結構大変なので、イベントに行って数万円単位のお買い物をしている人たちはどうやって管理や整理をされているんでしょう…

  4. ヒロコ1号 より:

    >ゴンザレスさん
    死んだ場合、自分の意識はもう無いのだから、後のことは「知らんがな」で片付けてもかまわないとは思うのですが、私は個人的に気になってしまいました。
    創作活動をしていても、無難な内容なら気にしなくても大丈夫なのですけどね。

    紙の本だけでなく、データだって見られる可能性がありますので、私はそちらのほうもできるだけキレイに整理しました。描いた時は最高に萌えていたカップリング話やエロ系の原稿はすべて消去しました。自分的に頑張った作品ほどリアルの家族には見せられないなんて、なんという趣味だろうと脱力しながら終活を終えました。

    現役の頃の私は、他の人の本もたくさん持っていましたが、引退後はまとめて中古ショップに買い取っていただきました(今だから言える話です)
    まだ冷めていないうちは、恥ずかしいと思っていても手放す気にはなれないと思います。
    冷めてしまった時の感情は、できれば知りたくなかったですね。