Kindle出版に挑戦しようと思い、頑張って調べて作ってみました。
審査通るの早すぎてビビりました(約二時間)初めての人は時間がかかると聞いたのですが…
同人活動のノウハウでもない、今楽しく同人活動をしている人の面白い話でもない、需要があるかも分からない「同人引退者の体験談」を電子書籍にしました。ただし、同じ引退者でも私と全然違う状況の人もいるでしょうから、あくまで「同人引退者の体験談の一例」です。
私は同人活動をしていた頃はオタク話しか発信していなかったし、それ以外のことをする気は全然無かったので、こんな横道に逸れた話を長々と書くなんて、今だからこそできたことです。
このブログに書いた内容と被っているところもありますし、初出の内容もあります。
たくさん読まれたら嬉しいけど、あまり読まれなくても「少数の人しか見ていない裏ページ」みたいな感じになっていいのでは?と思っています。
このブログの記事を書いて、イラストサイトの絵も描いて、この本の原稿も書いていた時は「やることが…やることが多い…!!」となっていましたが、それでも同人活動をしていた頃と比べたら何もしていないに等しいと気付いて、また大昔の自分と比べて落ち込んでいました。
オタクの人って「オタク趣味は一生抜け出せない!」とか「事情があって一旦同人をやめても、また必ず戻ってくる!」とか言う人が多いように見えますし、実際そんな人も多いからこそ「腐女子あるある」とか「何歳になってもオタクでいる自分」とかいう話も尽きないのだと思います。
私だって大昔はそう思っていたし、自分がオタクや同人女であることに誇りを持っていました(キモイと蔑まれることがあっても、自分で選んだ道だと胸を張っていました)が、そんな私も今はこのザマで、この本は「あなたもいつか冷めるかも」と余計なことを囁く呪いの書かもしれません。
いや、呪いの書にはしたくないですね(´・ω・`)読んだ人には、ぜひ反発してほしいです。
こんな死にかけ婆と同じになんてならない!自分は一生同人をやる!と強く思ってほしいです。