私が旧ツイッター(現X)を使っていた期間は、2009年から2013年の間でした。
最終的には治安の悪さに絶望して退会することになるわけですが、これでも最初の頃は本当に楽しく使っていました。でも、私がまだアレを楽しんでいた頃も、私より先に疲れて退会していった人達がいました。今回は、そんな人達の思い出を語ります。だいたい2010年頃の話です。
ひとりは、漫画が面白くて絵も上手い人で、最初はフォロワーからの熱い感想に嬉しそうに返事をしていたけど、ある日ぽつりと「自分はツイッターに向いていない」と呟きました。
今思えば、関わった人ひとりひとりに丁寧に接する人だったので、アレの空気の中では数ヶ月も持たないことは容易に想像できるのですが、当時の私は彼女の言葉の意味が分からなくて、だんだん元気が無くなっていく彼女に対して何もできないまま、彼女はアカウントを消しました。
もうひとりは、とても素敵な小説を書く人でしたが、ほとんど呟いていなかったので、その様子からは交流に興味が無い人のように見えました。でも、オフイベントでは私にたくさん話しかけてくれて作品の感想も伝えてくれたので、不思議に思った私は「ツイッターでは呟かないのですか?」と尋ねたところ「ツイッターは苦手で…」と苦しそうな表情で返されました。
このふたりの創作者さん達は、半年も経たないうちにアカウントを消して、かと言って他の場所で活動することも無く、そのままジャンルから去りました。当時の私は彼女達のことを「なぜか姿を消した人達」としか認識していませんでしたが、今の私なら、彼女達がどんなことに苦しんでいたのか推測することができます。当時寄り添えなくて、本当に申し訳なかったです。
それにしても、当時疲れて去った人達の作品のクオリティが総じて高かったのはとても印象的で興味深いです。私の知り合い以外でも「上手い人ほど去る」というパターンはあったようで「ヘタクソほど居座る」という説を唱える人もいました。でも、その数年後に退会した私は超ヘタクソだし、上手くても居座る人もいるので、それは全然関係無いと思います。
まあ、アレをずっとやめずに続けていた上手い人って、最初は楽しく交流していても、だんだん事務的な宣伝しかしなくなっていくパターンが多かった気がします。
何なら宣伝もやめて超低浮上になったり…つまり「心中お察しします」ということです。
退会まではしなくても、そんな風に運用スタイルを変えた大手さんはたくさん見てきました。
ともかく私は、楽しく同人の話だけをしたかったのに、不快で不要な情報を流し込まれた恨みがありますので、同じ理由でやめた人にはとても同情します。でも「数字が伸びない」などというよく分からない理由で、文句ばかり言うくせに全然やめない人のことは理解したくありません。
私が「SNSにいる同人者」の中で一番嫌いなのは、評価ばかり気にしてジャンルが好きなようには見えない人です。趣味の意味を見失っている人は、SNSが登場してから爆発的に増えました。
私は2013年頃の治安でも耐えられなかったけど、これは今思えば結構早い脱落ですね。
でも振り返ってみれば、私よりももっと早く限界を迎えた人もいたのです。
今もアレを使っている人については、もう真剣に意味が分からないので、これ以上考えるのはやめることにします。今はもうXだし、旧ツイッターに対する文句もこの記事で最後にしたいです。
以前までは「私と同じ理由で疲れた人に共感してもらいたい」とか「疲れているなら勇気を出してやめてほしい」という切実な気持ちで記事を書いていましたが、今は「疲れているのにやめない人はもう勝手に疲れていればいい」と思っています。私の感情は、無事に成仏しました。