私は同人をしていた頃、同ジャンルの他の作り手さん達に作品の感想を送ることもありました。
それらはすべてタダでやっていたわけですが、最近は「ココナラ」などで「有料感想サービス」というものがあると知って、わりと真面目に心臓が止まりかけました。
…え?感想文って金取れるの?(・∀・)
調べてみると、創作の感想だけでなく、学校の宿題などの読書感想文を代わりに書くサービスもあるみたいで、ヤベー時代の到来に動悸が激しくなりました。その発想は無かった!
私が現役で同人をしていた頃からこういうサービスがあったかは不明ですが、少なくとも私は最近初めて知りました。一番最初にこのビジネスを思いついた人がすごすぎます。
有料感想サービスは、ネガティブに考えると「感想をもらえない人が金で感想を買う」というイメージになってしまいますが、ポジティブに考えると「身内やファン以外からの客観的な批評や、技術面のアドバイスが欲しい時は役に立つ」という感じでしょうか。一次創作や賞などに応募する作品でやってもらうと有益そうですが、二次創作でもそういう意見が欲しい人もいるかと思います。
私は、同ジャンルや同カプの作品の感想を書く時は、とりあえず推しが登場していて内容が不快でなければ好意的な感想文になっていましたので、そういう甘い感想とは違うものが欲しい時は良いのかもしれませんね。ただ、私は有益なアドバイスはできませんでしたが、私の感想文自体は結構喜んでもらえていた記憶があるんですけど…へーそうなんだ、金取れるんだ。
世の中には感想を送ると言っておいて送らない人もいるみたいですが、そういう人もお金を出せば約束を守ってくれるかもしれませんね。私自身はその詐欺をしたこともされたことも無いので詳しくは分からないけど、大昔の私は相手に敬意を払って、相手から「遅い」と思われないうちに感想を送っていました。もちろんすべてタダで!お得すぎる!
有料感想サービスの存在には驚かされましたが、かと言って「じゃあ私も稼いでやろうか?」とはならないです。有料でやる場合は文章のクオリティを保証しなければいけませんので、気力が無い今の私には難しいですし、プレッシャーにも耐えられそうにありません。
タダで何かをやるのは損だと思われるかもしれませんが、そのぶん精神的にはラクなので、悪いことばかりとも言えません。有料だと責任が重くなったり、他の問題が出てくる可能性があるので、私は自分の二次創作もネットで公開したり無料配布本にするほうが良いと考えていました。
このブログも、記事もコメント返信もタダですので、クオリティが低くてもご了承ください。
コメント
こんにちは
私もこの記事を見て初めてサービスの存在を知り大変驚いています。
どれくらいの費用がかかるか分かりませんがどんなに素晴らしい感想を頂けるのかと
あまりよろしくない意味で興味深いです。
普段、作品のレビュー等を見ることはよくあるのですがまるで役に立たないものが大半で稀に素晴らしく役に立つものが紛れているといったイメージです。
とはいえ、私が見ているのは無料で書かれているものですので有料のものと比べるのが
間違えているかもしれませんが。
私自身、文才はまるでないので文の良し悪しは何とも言えませんが、
少なくとも作品をベタ褒めや文量が少なすぎるものはまるで役に立ちません。
一方、悪い部分を具体的に指摘して改善案を提示しているものは大変為になるものが
多い印象があります。(あくまでレビューの場合ですが)
何でも金を取るなんて!とは言いたくないですが、例え少額であってもお金を取る以上は相応のクオリティを求められますし、それを考えるとこれビジネスになる?と本気で
疑問に思ってしまいますね。
>まおちゃんさん
こんにちは。有料感想サービスは、私の中にまったく無かった発想だったので、本当に驚きました。世の中すごいことを考える人がいるものだなあ…と気が遠くなりましたが、冷静に考えてみれば、確かに需要はあるのかなと思います。その需要を把握してビジネスに繋げる才能がすごいです。商才というものがまったく無い私には、とても思いつくことはできません。
作品のレビューは、結局自分の目で確かめないと実際には何も分からないので、そこまで参考にしようとは思いません。褒めている人が多いなら期待してもいいかなとか、荒れている場合は何かで炎上しているのかなとか、そういうことは考えますが、サクラが紛れ込んでいる可能性もありますし、単体で役に立つ無料のレビューというのは少ないと考えています。
だとしたら「お金を取れるほどの感想文」とは、どれほど素晴らしいものなのか?と思ってしまいますね。でも、私はお金を出さなくても嬉しい感想をもらえていましたので、自分には縁の無いサービスだと思えば、そこまで深く追及しなくてもいいかもしれません。
ヒロコ1号様
私は誰かに感想というものをきちんとした形で出した事がないので、素朴な疑問なのですが「貰って嬉しい感想」とはどういうものでしょうか。
あくまでもし、私が感想を送るという場合はその時点で心に残る素晴らしい作品であることは間違いありません。(価値を感じないものに少しの労力も割きたくない)
ですが、不満というレベルではなく、もっとこうであったら素晴らしかったのに、と
思う部分は何かしらあるものでそれをコメントするのはケチに当たるのでしょうか。
ひねくれ者なので、ベタ褒めは胡散臭いと感じてしまうので作品が大変素晴らしかった事を伝えた上で出来る事なら上記のような内容も合わせて伝えたいと思います。
ただ、それが「余計な一言」である可能性も十分に考えられるので、難しいなと。
もちろんその人の感性による部分が大きいことは承知の上で、ヒロコ1号様でしたら
いかがでしょうか。
自分だったら、と考えてみましたがいかんせん創作物というものをそこまで
本気で取り組んだ事がないので今ひとつピンと来ないものがありました。
普通に考えると、批判も一つの意見なので大切だし有難いとなるのですが、
一方で自身が心身込めて作った作品は褒めちぎって欲しいものかも、と。
よろしければご意見頂けると幸いです。
>まおちゃんさん
私個人の考えとしては、やはり普通に褒めていただけるのが一番嬉しいです。
プロを目指しているような人であれば、褒め言葉以外の意見も有益なのでしょうが、私が過去にやってきたのは「同じものが好きな人同士で集まって趣味で楽しむ活動」です。
そこで「余計な一言」ばかり言われたら、気が重くなる人のほうが多そうです。
作り手側は、自分の作品が完璧ではないことや、何が欠点なのかは自分でもよく分かっているものです。なので、欠点を指摘された場合は言い返せないし、それで不機嫌になるのも大人げないことだと分かっています。でも、辛い思いをしてまで改善する必要性は感じない、気に入らないなら放っておいてほしいという人のほうが、趣味の世界では多いと思います。
私は同人で感想を送る時は褒め言葉しか言いませんでした。というか、大抵は褒め言葉しか思い浮かびませんし、万が一引っかかる点があったとしても黙っていました。他の人達も多くはそうしていたはずです。同じ推しが好きで、その妄想を見られるだけで嬉しかったし、求めていたのは技術とかではなくて「推しイイよね!」という気持ちを共有することでした。
敢えて「褒め言葉以外の意見も欲しい」と公言している人になら、正直に伝えてもいいかもしれませんが、そうでなければ褒めるのが無難です。たとえ社交辞令でも、褒め言葉自体は悪いものではありませんので、それを普通に受け取れないのは確かにひねくれていますね。
あなたの言い方では、メンタルが弱い作者なら筆を折る可能性もあるのではと感じます。
ヒロコ1号様
ご意見ありがとうございます。
「褒めすぎ」に限らず、「〜しすぎ」の人の言葉は素直に受け取りづらいというのは
正直あります。
褒めすぎ、謝りすぎ、下手に出すぎ、感謝しすぎ等他にも色々ございますが
多ければ多いほど言葉が軽くなる気がするのです。
「とりあえず言っておこう」感が出てきて本心で言ってないように感じる事が
多いな、と。
そうでない方もいらっしゃいますが、本当に稀な印象です。
若い頃ほどの作品への情熱がなくなった今、誰かに作品の感想を送る予定は今後もおそらく無いとは思いますが、意見を言う時の心構えの引き出しの一つとして大変有益な意見でございました。本当にありがとうございました。
>まおちゃんさん
マイナスなことの「やりすぎ」はともかく「褒めすぎ」や「感謝しすぎ」は、たとえお世辞のように感じても、こちらも感謝して受け取ればいいだけです。そもそも本当に気に入った作品なら、良い点ばかり思い浮かんで悪い点は特に思い浮かばないことも普通にあるのでは?
何を出してもどこかに文句を付けられる状態のほうが、疲れるのではないでしょうか。
ちなみに「褒め言葉以外の意見も欲しい」と言っている人も、結局望まないことを言われたらキレることが多々あるので、相手から嫌われたくなければ空気を読む必要があります。
有料感想サービスは、甘口か辛口かなどを選べる場合もあるようで、どうしても望み通りの感想が来ない時は有料感想サービスの出番なのかもしれません。
ヒロコ1号様
お言葉ではありますが、文句と言われるのは少々心外です。
好きな作品であれ、もっとこうであったら良いのにと思うことありませんか?
断じて悪いと言いたい訳ではありません。
むしろ、好きな作品であるからこそ思う、ということが少なくとも私にはあります。
それは大きすぎる期待値の裏返しだと思っているので、文句の類と一緒だと言われるのは
非常に残念です。
その為、最初から「余計な」と申しておりました。
あえて言うならのレベルの話で伝えなくてもそれはそれで別に良いと思っていたからです。
何も思うところがない場合というのはその作品に過度の期待をしていない場合と
考えられます。
例えば、私は良い歳した大人ですが、すみっコぐらしといった幼児向けコンテンツ
が大好きです。
幼児向けコンテンツに設定や内容の奥深さ等を求めるのは野暮でしょう。
そういったある種の開き直りがある場合は確かに何も言うことはありません。
癒し、可愛いといった要素しか求めていないから他がどうでも良い、
ただそれだけの事かと思います。
>まおちゃんさん
いいえ、私なら、完全に満足していない場合は「もっとこうであったら良いのに」と思いますけど、何ひとつ不満は無いと言い切れる作品にもこれまでいくつか出会ってきました。
確かに「文句」という言葉には語弊があり、大変申し訳ありませんでしたが、私は正直、あなたの言い方は「そんなに普通に褒めたくないのか」としか思えなかったので、ついそういった表現になってしまいました。素人の創作者によくあるユルい考えからそう感じるのかもしれませんが、実際はプロ作家でも多くを求められすぎたら疲弊する人もいると思います。
あとですね、私は自分が対応しづらいコメントにも、できるだけきちんと答えようとしてきたつもりですが、あなたとのやり取りはもう疲れたのでやめたいです。前回の返信で引き下がっていただければと思っていたのに伝わらなかったようで、こちらこそ非常に残念です。
もし、私以外の人に同じ調子でコメントをした場合、根気よく返してくださる人がどれくらいいるかということは、少し考えてみてほしいです。でも、あなたと気が合う人も、もしかしたらどこかにいらっしゃるかもしれないので、他を当たってみてはいかがでしょうか?