これは2次元に限らない話ですが、みなさんは作品のネタバレについてどう思いますか?
平気な人も許せない人もいると思いますけど、私は昔から全然大丈夫でした。
個人的には、ネタバレを知ったくらいで見る楽しみが無くなるような作品は、もともとたいした内容ではないと考えています。本当に自分好みで面白いと思える内容であれば、ネタバレを知っている状態で見ても面白いですし、同じものを2回以上見ても面白いです。
私は気になる作品ほど先にネタバレを確認したり、小説を後ろから読むことも多いです。
そんなわけで、私自身はどれだけネタバレを見ても気にしませんが、ネタバレが死ぬほど嫌いな人も存在するのが世の中というものです。同人をしていた頃も、ネット上で「ネタバレするな」と怒られている人を時々見かけたので、自分はできるだけ怒られないようにルールを決めていました。
連載途中の漫画作品で同人活動していた時は、雑誌の最新号のネタバレをすぐにしないように気をつけていました。どうしても最新ネタで二次創作をしたい時は「ネタバレ注意」の警告を入れて、作品以外のところ(サイトの日記やSNS)では決してネタバレを語りませんでした。
1本で完結するゲーム作品でも、発売日からあまりに早い段階でのネタバレは避けていました。
私自身はどんなネタバレも気にしないけど、他の人にはひどいネタバレはしないように配慮していたつもりです。おかげで、過去にネタバレで怒られたことは1度もありませんでした。
本気でネタバレが嫌ならネットを見るなと言う人もいて、それは確かにド正論なのですが、その作品の性質とかファンの雰囲気によって、どこまで許されるかという空気はあると思います。
もしネタバレを見てムカついても、だからと言ってネタバレした人に攻撃していい空気かどうかってあるじゃないですか。ネタバレした側も、誰かから恨まれたとしても、直接攻撃まではさせないように空気をコントロールできればセーフじゃないですか。もし暴言を吐かれても、周囲の人達が自分のほうを庇ってくれるような文章を仕立てればオッケーじゃないですか。
その辺を、どんな文章で書けばイイ感じになるかは、作品によって違うし、その作品にハマっているファン層によっても違いますよね。今の時代、ネットをまったく見ないのは難しいという人が多いと思いますが、ネタバレを語りたい側も界隈ごとの空気を読めば大きな失敗はしないはずです。
ただその「イイ感じに文章をコントロールして怒られるのを回避すること」は、誰にでもできるわけではないのだと、最近言われて驚いています。昔からネット上で「どうしてそんなことをそこで言っちゃうかな?ていうか言葉選びがクッソ下手!」という感じの人が後を絶たないけど、あれは炎上狙いではなくてガチだとでもいうのでしょうか。嘘だろ?まさかな…(´・ω・`)
喧嘩上等&怒られても迎え撃つ用意がある人は、好きなことを自由に書いていいと思います。
私はどちらかと言うとデマのほうが嫌いで、正確な情報のネタバレはむしろ歓迎です。
今回は長年心の中に秘めていたことを語れたので、たとえ怪文書になっていても私は満足です。
コメント
ヒロコ1号さん、こんにちは。
>昔からネット上で「どうしてそんなことをそこで言っちゃうかな?ていうか言葉選びがクッソ下手!」という感じの人が後を絶たないけど、あれは炎上狙いではなくてガチだとでもいうのでしょうか。
元々の性格が不器用と言うか、いつも、物の言い方にトゲがある性格の人はこういう風になってしまう傾向がありますね。
あんまり本とか文章を読むのが苦手だったり、習慣に無いと、そうなってしまうのかもしれません。
いつも尖った言い方をして炎上して攻撃されている人がいましたが、普段から読書や新聞などの文章を読まないみたいでした。
あとはツイッター独特の、毒づいた物の言い方やひねくれた、こじれた考え方の方が、カッコいいと錯覚しているのかもしれません。
ツイッターを利用してたときは、自分はこうならないように気を付けようと思ってました。
>はむちゃんさん
こんにちは。自分の文章を客観視できないからそうなってしまうのかなと思いますが、どうして客観視できないのかと考えると、はむちゃんさんが仰るような理由になってくるのかもしれませんね。それを見て自分は気を付けようと思うのは大事なことです。
リアルの友達なら、その人のオフラインでの良い所も知っているから、ネット上で多少失敗していても自分は許せたりしますが、他人にとっては「知らない人がいきなり失言をして、その失言以外のその人の情報なんて知らない」状態なので、叩かれないほうがおかしいです。
顔出し無しのネット上のやり取りでは「人は文章が10割」だなと実感しています。
元々の性格で口が悪いのなら、それはそれでアリかもですが、ツイッターの空気に流されてイキっているのは本当にどうしようもないので、早く気付いたほうがいいですね。
ネタバレはほぼ気にしません。
旅先のホテルでどハマりした作品のネタバレを読んだのも、旅のいい思い出です。観光しながらも、早く作品に触れたい、展開を知りたい気持ちがありました。後になって、作品の中でその時の行き先が登場した時は大喜びでした。
展開を追っていて、完結していないごく一部の作品の最終回だけは、ネタバレなしで楽しみたいので、ネタバレ回避期間はネットを遠ざけます。とはいえ最終回までネタバレOKの作品もあり、自分でも基準がよくわかりません。結末を知った後は、ネタバレありきの感想・考察が読みたくなるので、どんどん書いてほしいです。
あと私は仕事で大人の書いた作文を読んでいます。具体的には書けませんが、読み手を無視して自分に酔っている内容、読んでいて腹の立つ文章はめちゃくちゃ多いです。だからネット上のあれこれは、炎上狙いではなくガチだと思います。
>中年の冒険さん
私は、巻数の多い漫画や小説を読み始めて面白いと思ったら、すぐにウィキペディアなどで先のあらすじを確認してしまいます。長編の作品ほど読み進めるのに時間がかかるので、先にネタバレを知りたくなります。ちょっと効率主義なところがあるかもしれません。
先の展開を知っている状態でそこまで読んでも面白いものは面白いですし、もしネタバレ無しで見たほうがより感動したかもと思った場合でも、そこまで悔しいとは感じません。
なのでネタバレが絶対に許せない人の心理は本当はまったく理解できないのですが、それでも自分は絡まれないように、ナメられないようにと意識して文章を書いていました。
ネット上のあれこれは「わざと叩かれる文章を書いて、誹謗中傷してきた人がいたら慰謝料を請求する計画では?」みたいな話を聞いて「頭いいな!」と驚きましたが、そこまで頭が回る人がそんなに大勢いるとは考えにくいですね。私は自分が本当に思っていることしか書きたくありませんが、めちゃくちゃ生活に困った時はどうしようかなと考えてしまいました。
今晩は。いつもブログを楽しく見ています!
文章のコントロールが難しい方は、共感性の鈍い方程多い気がします。
勢いで書いて、一呼吸置くという作業が出来ないのかなと。
後はコメントにありました読書や新聞を読まなくなった人という事も、
私もそう感じました。
ネタバレは私も好きな方で、他の人の考察とかが凄く面白いので
良く見ています。
>標さん
こんばんは。大昔はそこまで目に付かなかったけど、ツイッターが普及してからは「ウソだろオイ!」と思うような文章を書く人が本当に増えました。私も決してきちんとしているとは言えませんが、そんな私より酷い人が沢山いて「こんな世界があるんだ」と驚いています。
本当に内面に問題があって失言をする人もいますが、リアルでは優しい人なのに文章力が残念なせいで誤解されてトラブルに巻き込まれる人もいますね。書き込む前に一呼吸置こうという発想がある人は、もともとそこまで変な文章は思いつかないような気もします。
私も、他の人のネタバレ込みの考察を見るのはとても楽しいです。
シリーズが10年以上続いているとなると、先に結末や大きなネタバレイベントを知ってから、どうしてこうなってしまったかの経緯を辿る形で、漫画は作品を逆行して見る事が多くなりました。
答え合わせや回想を見ている様な感じになるので新鮮味はありませんが、先に考察とかもしておいて併せて見ると推理作品の謎解きみたいな感じがするので、これはこれで好きな読み方です。
旧作をリメイク&リブートした作品の場合、リブート版も根本部分はそこまで大きく変わっていないケースが多い以上、今後の展開の予測があらかたついてしまうので、元の旧設定込みで真相に触れてしまうであろう割合が多い考察を書く時は、記事を折りたたんだりワンクッション置いたりしています。
>酉之水炊さん
すでに完結している作品や長く続いている作品は、むしろネタバレを見ないようにするほうが心情的にも難しいです。先の展開を知ろうと思えばいつでも調べられる状態で、我慢してネタバレ無しで順番に見ていくほうがストレスになります。
結局、完全新作でリアルタイムで追っているようなもの以外は、ネタバレを確認してから見るのが普通になっています。昔と比べてネットで何でも調べられるようになったことも関係しているのかもしれません。大昔は知りたくても情報が手に入りませんでしたので。
ネタバレをどこまで発信していいと思うかは、人によって感覚や基準が違います。
それでも、自分的に少しでも配慮が必要かなと感じればワンクッション置くということを各自がやっていれば、そこまで大きな問題にはならないと考えています。
時間が空きましたが、返信ありがとうございます。
長編を読み始めてすぐに先のあらすじ確認は、私もよくします。何なら2時間の映画を自宅で観る時でも、そのまま流した方が早いのに、一時停止して先のあらすじや時代背景などを調べる時があります。
それで拾える伏線・小ネタ等、より面白く作品を味わいたい気持ちがあり、最初から多くを求めるのは効率主義かもしれません。
先日ある作品の続編の先行上映を観ました。
最高過ぎてどうにかしたいのに、本公開まではネタバレ厳禁です。大好物のネタバレ感想が読めず、数週間つらかったです。結局、ノートに何十ページも感想を書き殴り、自分で心の飢えを満たしました。
私にとってネタバレを踏むより、ネタバレが許されない世界の方がキツイのだとわかりました。
また、その作品は続編の方が断然面白かったです。大きな理由は私の好きなキャラが活躍したからですが、それ抜きでも作品の完成度は高いと思います。
前作では脇役も脇役だったので、終わるとすぐに興味を失い、上映当日まで情報も追ってなかったです。続きはどうかなと軽い気持ちで出かけたら、今年一番の衝撃と感動が待ってました。
ネタバレを踏まないためには、作品に興味ないのが一番なんて、それってどうなのでしょうね。
>中年の冒険さん
その作品に興味があればあるほど、先にネタバレを知りたくなってしまいます。
逆に、あまり期待していなくてネタバレも確認せずに見て、予想していたより面白かったという驚きと感動を味わうこともありますよね。ただ、だとしても、ネタバレを知っていたかどうかで作品の面白さ自体が変わるとは思いません。
ネタバレをどこまで許せるかという基準は人によって違うため、SNSなどではたまに「そんなことでも文句を言う人がいるのか!?」と驚くような話があると聞きます。
幸い、私はそういった経験はありませんが、ネタバレですぐに怒る人が身近にいると、かなり些細なネタバレも許されない空気になって大変そうです。
先行上映の場合は本当にネタバレ厳禁でしょうから、早く語りたい人はつらいと思います。
そんな時は確かにアナログのノートが役に立ちますね。ネットの時代になった今でも紙はバカにできないです。ネタバレとはまた別の話になってしまいますが、SNSのやらかしが多い人もネットに書き込む前に紙に書いてみればいいのではと考えてしまいます。
前回のコメントの追記です。
先行上映で観た作品を取り上げたラジオ番組があり、あの書き殴ったノートをもとに質問を送ったら採用されました。監督自ら答えてくださり、物語の世界観が深まって好きなキャラがもっと愛おしくなりました。
紙に書いた文章を冷静に見返してまとめたおかげで、こちらの意図がうまく伝わったのだと思います。その逆をやっているのがSNSのやらかしでしょうね。
その作品は何度観ても最高で、新しい発見があります。ネタバレごときで面白さは変わりません。
>中年の冒険さん
私も昔は、雑誌やラジオ番組などにお便りを送ったこともありました。
あの頃の自分は本当に元気だったなあと、とても懐かしく思います。
長文はもちろん、短文でも、書いたものは一度読み返してまとめ直したほうが、より上手く伝わる文章になります。私はツイッターをしていた頃も、自分が書いた文章を数回は読み返して直しつつ投稿していましたが、それが普通というわけではないみたいですね。
何度も文章を確認した上で炎上する人は、それはそれで才能です。
はじめまして。
現在アラフォーの良い歳した大人ですが、自分探し兼人とのより良い付き合い方を
模索中でこのブログに辿り着きました。
私もオタクに区分される人種なので記事を見ていて自身に当てはめられることも多く
参考にさせていただいております。
さて、この記事についてですが私がネタバレ嫌いのせいか基本的には容認出来ないと
考えてしまいます。
面白い作品はネタバレありでも面白いというのは同意ではあるのですが、初見の気持ちというのは初見でしか味わえない貴重な感情だと考えるので、そこに先入観は入れない方が良いと思ってしまうのです。(純粋にその人の感性だけで楽しんで欲しい)
ネタを知っていての楽しみ方は二回目以降いくらでも出来ると思うので。
私自身好きな作品は何十回と読み直すタイプなのですが、初見の感想と二回目以降の感想はまるで別物のような感想になることばかりだからこそ、なおのことそう感じます。
私自身の昔話になるのですが、人にお勧めする時に作品の良さを伝えたいが為にネタバレを話してしまいたい欲求を抑えられなかった昔の自分はちょっとした黒歴史だとさえ今は思っています。
ネタバレではないものの、匂わせが大好きで先の展開を匂わせ相手の反応見ることを嬉々としてやっていて、かつネタバレに配慮している自分は気遣いが出来る人間だと本気で思っていました。(若気の至りとはいえ、本当に恥ずかしいです)
ネタバレした人を絶対に許せないとか、攻撃してやろうとかは思いませんが、
見たくない人は絶対に目に入らないような配慮はして欲しいなと。
そういった意味でヒロコ1号様の自分ルールでの気遣いは正にあるべき姿だと思います。
割合は作品によって違うといえ、不快だと感じる方が一定数以上いることが明白な事ですから多少ならとか、言い方を気を付ければという問題ではなく、嫌いな人の目に絶対に入れさせない配慮が欲しいなと思わずにはいられません。
以上、私の意見を延々と書いてしまいましたが、ネタバレよくはないけど、嫌悪ってほどではない派の方は私の主張に思うことがあるかもしれません。
もし、欠けている視点等何かありましたら、お伝えいただけると嬉しいです。
>まおちゃんさん
はじめまして。自分がネタバレを気にしないタイプのせいで、ネット上で話をする時に、ネタバレが嫌な人にどう配慮するべきか?というのは、いつもかなり悩むところです。
なんとなく空気を読んだつもりになって、自分なりのルールを作っていましたが、それが正しいとも限りません。でも一応、表向きは怒られたことはありませんでした。
本当にひどいネタバレをSNSなどでする人は、直接怒られる確率も高いので、そういうお叱りを受けたことが無いということは、私は大丈夫だったのかなと考えていますが、実際のところは分かりませんよね。人に作品をお勧めする時にどこまで話すかも難しい問題です。
昔、同人関係の知り合いが「とあるゲームが気になるけど、ファンに過激な人が多くて印象が良くない」と言っていて、確かにその通りでしたが、私はそのゲームはその人が気に入りそうな内容だと思っていたので「私は好きですよ」とだけ伝えたら、その人はゲームをプレイして気に入ってくれました。ネタバレどころか内容を一切言わずにお勧めした思い出です。
どこまで話せばネタバレだと感じるかも、結局ひとりひとり感覚が違いますので、一番厳しい人の基準に合わせると「私は好きですよ」とお勧めするのが無難ですね。
それだけ伝えればあとはその人次第ですし、それで腑に落ちてくれる人も多かったです。
ネット上で完璧なネタバレ回避は難しいですが、自分にできる範囲の配慮はしたいです。
ヒロコ1号様
ご意見ありがとうございます。
ネタバレについては自身からは語らず、聞かれた時のみ必要最低限のみ答えるというのが
今の時点での最適解かなと感じています。(このスタンスのおかげで自分からお勧めする時は頭を抱えますが)
ヒロコ1号様におかれましては、記事を拝見した限りではネタバレに厳し目の私から見ましても今のままで十分かと思われます、(上からのようで不快を与えたようでしたら、謝罪致します)
他にも興味深い記事がたくさんありますので、またコメントをさせていただいた際は何か思う事があった時だけで構いませんので、返信いただけると幸いです。