ゲーム界隈における「人権」とか「産廃」とか「爆死」とかいう言葉についての私の感想

私が同人を引退する少し前あたりから、ゲームのガチャで欲しいキャラが当たらなかった時に「爆死した」と言ったり、使いづらい弱いキャラを「産廃」と言ったり、持っていないと不利になるようなキャラを「人権キャラ」と言ったりする人をよく見かけるようになりました。

ネットスラングというのはお世辞にもお上品なものではありませんし、私も20年以上ネットを使ってきて、これまで大量のクソみたいな言葉に慣れ親しんできましたが、それでもさすがにこれらの表現は真面目に嫌だなと思いました。いくらなんでも単語の元の意味の破壊力が高すぎます。

それに私は、同人オタクの立場でゲームのキャラにハマったりストーリーを楽しんでいたので、弱いキャラでも推しなら頑張って使うのが愛だという考え方でした。だから、キャラの価値を性能だけで判断するゲーマーの感覚が理解できず、腹が立ったというのもあります。

まあその点については、ゲームの楽しみ方が根本的に違うので仕方が無いのですが、だとしてもその単語は無いだろうと、これは同人を引退した今でも思っています。
こういう言い方が生まれて定着してしまうということは、そこにいる人達の民度もお察しだと言いたいけど、でもネットスラング自体がそもそも…でブーメランになるのでそこは黙っておきます。

ただ、普通に定着していてみんなが使っている言葉でも、自分は嫌だから使わないと決めることはできます。みんなが使っているからではなく、自分が良いと思うかどうかで判断してください。
私もソシャゲをしていて、界隈の一部の空気がどういうものかも分かっていますが、自分の信念のもとに使いたくない言葉は使わない、他人のノリには同調しないと決めています。

たとえ心の中でも、ガチャが外れた時に「爆死した」とは言わないようにしています。
そういう時は「〇〇来なかったな~(´・ω・`)残念」でいいじゃないですか。
言語というものを知っているなら、いくらでも他の言葉に置き換えることができるはずです。

心の中で思っている言葉は、結局は外にも出てくるというのが失言の仕組みです。
自分が嫌だと思う言葉は、外側を取り繕う以前に内側から消してしまうのがベストです。

しかし「炎上」はいいけど「爆死」は不快だというのも、自分でも不思議だなと思います。
完全に個人の感想なのですが、これは人それぞれみんな違うのでしょう。
なので、特定の言葉についても「私が使いたくないから使わない」というだけで、他人がその人の考えでその言葉を使っているのを注意したりはしません。が、私は絶対に使いません。

それで日本語ヘタクソな人が炎上してどうなろうが、私は黙って見ているだけです。

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コメント

  1. 匿名K より:

    ヒロコさん、こんにちは。いつもブログを楽しみに読んでいます。
    今回の記事も私が日頃感じていた事をちゃんと考えるきっかけになりました。わたしは自分の子供と同じソシャゲをプレイしていて、攻略情報は子供から教わっています。記事に書かれている言葉は子供たちがよく使っている言葉で、ガチャで「爆死した」はしょっちゅう耳にしているので余り気にはしていなかったです。お目当てのキャラクターが出るガチャを引くためのアイテムを長期にわたってコツコツと貯めた上で、「ハズレて」しまうのは本当にガッカリするようで、オタク独特の大袈裟な表現かなと思っていました。でも良く考えると行き過ぎた言葉ですね。現実世界で戦争や戦闘の映像などが流れているのを見ると軽々しく使う言葉じゃないなと思います。

    最近「環境」キャラさえ育てておけばいいよとアドバイスを受けて、意味をネットで調べてなるほどと理解しました。子供は「人権さえ持っていればまわるシステムなのが詰まらない」というような言い方もします。わたしは「人権」という表現は、何か使い方を根本的に間違えているようなおかしなレトリックだと感じました。これもネットで調べて「環境」と同じ意味だと納得はしましたが、あまり定着して欲しくないなと個人的に感じています。

    得てして、オタクの表現は大袈裟です。そこが興味深くもありますが、キャラクターを蔑む表現などはちょっと行き過ぎを感じます。「産廃」は記事で初めて知りましたが、わたしも使いたくないです。たとえレア度が低くても性能が低くても好きなキャラクターを愛でていたいし一緒に行動したい(ゲーム内で)です。

    言葉は時代や風潮に沿って使い方や意味合いは変わるものですが、自分が新しい表現を取り入れるかどうか、流されずにいることも大切だと記事を読んで思いました。オタクならではの「言い得て妙」みたいなユニークで楽しい表現がもっと増えるといいですね。

  2. ヒロコ1号 より:

    >匿名Kさん
    こんにちは。私自身も長年ネット文化にどっぷり浸かってきて、若い頃からロクでもない言葉にたくさん触れてきましたが、そんな私が初めて真面目に不快だと感じたのが、今回の記事に書いたゲーム界隈の用語でした。正直「これまでに見てきた他の言葉も大概だろ」とツッコまれるとは思いますが、やはりキャラを蔑む表現が個人的に引っ掛かったようです。

    私も過去に、欲しいキャラが課金しても手に入らなかったことがあり、その時はかなり落ち込みました。それでもガチャは「ご縁」なので、運に任せてお迎えできなかったのなら潔く諦めるしかありません。その心境を「爆死」と言うのは、個人的には違和感があります。
    確かに残念だし悔しいけど、でも「死んでどうする」と冷静になってしまいます。

    ゲームのバランス調整はキャラが増えるほど大変で、全員が活躍できるようにするのはとても難しいだろうから、その中で「使えない」と思われてしまうキャラが出てくるのは仕方が無いと思います。でも同人オタクとしては、それだけで判断したくないのですよね。

    同人をしていた頃、キャラを愛する人は、自分の推しが「人権」や「環境」と言われるのも嫌がっていました。性能しか見ずに他のキャラを貶める人達とはどうにも相容れません。
    これはキャラ愛を重視する人間の勝手な事情ですが、そういう各自のポリシーに従って、自分が使う言葉は自分で決めることが大事なのかなと考えています。