餓死って怖くね!?と恐れおののく私が「デリシャスパーティプリキュア」を全話見終わりました

ごはんは笑顔!(・∀・)みんなあつまれ!いただきます!

私も好きな食べ物はありますし、歳を取るほど食事の大切さを実感するようになりましたが、一方で若い頃は、漫画の原稿に夢中な時は「ごはん食べるのめんどくせー」とか思っていました。

でも「ごはん食べるのめんどくせー」なんて思えるのは、実際に生死にかかわる空腹を体験していないからであって、私が今後の人生でそれを体験した時にこそ、デパプリのテーマを真に理解することができるのかもしれません。他のことはもういいけど、死因ガチャだけは当たり(苦しまずに即死か老衰)を引きたいと日々願っているので、餓死はどちらかと言うとハズレかな~(´・ω・`)

というわけで、プリキュア達の未来は明るいけど、私の最期はどんなものになるのか恐ろしくてたまらない中で、2023年1月29日に「デリシャスパーティプリキュア」最終回が放送されました。

全体の感想としては、キャラが多くて男性陣も活躍して賑やかな雰囲気は良いと思いましたが、だからこそ「他シリーズに比べてキャラも伏線もなんかやたら多いように見えるけど、ちゃんと全部回収できる?全45話で纏められる?大丈夫?」とハラハラしながら見ていました。

でも見終わってみると、最後の展開に持って行くためには家族や街の人達をきちんと描写する必要があったと分かるので、キャラが多いのも意味のあることだったし、多くの伏線を最終話までにギリギリ拾いきった構成も見事でした。見ているだけの分際で脚本の心配をしてしまうのはオタクの滑稽なところですが、まさに「素人は黙っとれ」ということですね。

ただ、一通りオチは付いたものの、腑に落ちない点もいくつかあるのは事実です。
放送初期の頃に東映アニメーションが不正アクセスを受けた影響で、当初予定されていた話数が減らされてしまったと考えると、アクシデントが無い完璧な状態で見たかったと惜しく感じます。

あと、ネットでチラホラ言われているのは、今作のラスボス、闇堕ちの動機のつまらなさと、やったことの極悪さが釣り合っていないという話、確かにその通りなんですよね。なんか柔らかく表現されていましたが、かなりヤバイことをしていました。今回は「負けて消滅」でもなければ「浄化されて完全に改心」とも少し違う、妙にリアルな結末が印象的でした。

師匠は弟子全員を大事にしていて、世界全体の幸せを考えていただろうから(その時点で「自分だけを見て欲しい」というのは無理な話です)その上でシナモンさんが選ばれたのなら、それはもうどうしようもないことで、どんなに苦しくても切り替えないといけなかったのです。
理屈ではそうなんだけど、だいたい感情のほうが勝つことが多いから、困ったものなのですが。

だけど考えてみると、マリちゃんも同じ立場だったのに、全然嫉妬とかしないで自分らしく頑張っているのは本当に尊敬に値するなあと気付きました。プリキュア達との関係もすごく良かったし、名言も多いしで、歴代の中でもめちゃくちゃ良い大人キャラだったのではないでしょうか。

次回からは新番組「ひろがるスカイ!プリキュア」が始まります。
私は昭和ババアなので、青がセンターというのは斬新で驚きました。爽やかな雰囲気ですね。
私がもし来年まで生きていられて、最終回を見届けられたら、また感想を書きます(不確定)

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